管理栄養士の過去問
第28回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問28
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第28回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
加齢に伴う変化に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 起立性低血圧は、廃用症候群でみられる。
- ロコモティブシンドロームは、更年期障害をきたす。
- パーキンソン病は、認知症の原因となる。
- 悪液質は、サルコペニアをきたす。
- 老年症候群では、日常生活動作(ADL)が低下する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/加齢・疾患に伴う変化からの出題です。
1.廃用症候群とは、生体器官の活動が制限されることで臓器が萎縮して、本来の機能に支障をきたした状態のことです。起立性低血圧は長い期間臥床で交換神経の活動が低下すると起こります。
2.ロコモティブシンドロームは運動器の障害のために自立度が低下して、介護が必要となる危険性の高い状態のことです。
3.パーキンソン病の患者の約20%に認知症がみられるとされています。
4.悪液質は栄養不良によって衰弱し、骨格筋などが顕著に減少するような状態です。サルコペニアは筋肉量が減少していく現象のことですので、結びつきます。
5.老年症候群では生活機能低下、うつ状態、転倒、失禁、低栄養が見られます。
参考になった数48
この解説の修正を提案する
02
ロコモティブシンドロームとは骨や筋肉など運動器の傷害により、要介護になるリスクが高い状態のことを言います。
よって更年期障害との因果関係はありません。
参考になった数16
この解説の修正を提案する
前の問題(問27)へ
第28回問題一覧
次の問題(問29)へ