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管理栄養士の過去問 第28回 食べ物と健康 問61

問題

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放射性物質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
生物学的半減期は、元素によらず一定である。
   2 .
放射線の透過能力は、α線が最も強い。
   3 .
セシウム137の集積部位は、甲状腺である。
   4 .
ストロンチウム90の沈着部位は、骨である。
   5 .
ヨウ素131の集積部位は、筋肉である。
( 第28回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問61 )
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この過去問の解説 (4件)

42
正解は 4 です。

1 生物学的半減期とは、体内に存在する放射性物質が代謝や排せつを経て半分量にまで減少する期間のことです。その期間は、年齢、性別、元素などによって異なります。

2 放射線の透過能力はα線が最も弱いです。
●放射線の種類と透過力・エネルギー
透過力⇒α<β<γ・x<中性子線
エネルギー⇒α>β>γ・x>中性子線

●放射線に関する単位
Bq(ベクレル)⇒放射線の強さ
Sv(シーベルト)⇒放射線の影響
Gy(グレイ)⇒放射線のエネルギーが人や物質に吸収された量

3 セシウム137は筋肉組織・卵巣に蓄積し、生殖腺などに障害をきたします。

4 ストロンチウム90は文章通り骨に沈着し、骨髄の造血機能に障害をきたします。

5 ヨウ素131は甲状腺に蓄積され、甲状腺障害を起こします。

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6
正解は 4 です。

代表的な放射性物質(セシウム137、ストロンチウム90、ヨウ素131)の標的臓器を覚えておきましょう。
放射線はα線、β線、γ線があり、それぞれ透過能力が異なります。透過能力は、α線<β線<γ線の順に強くなります。

1、 生物学的半減期とは、体内の放射性物質が代謝により体外に排出されて、半分に減るまでの期間を指します。その期間は元素によって異なります。

2、 放射線の透過能力は、α線が最も弱く、紙一枚で遮蔽することができます。

3、 セシウム137の集積部位は筋肉です。体内ではカリウムと同様の動きをします。染色体や遺伝子の突然変異を起こすことがあります。

4、 文章通りです。ストロンチウム90は、カルシウムに似た性質をもち、骨に沈着します。骨肉腫や白血病の原因となります。

5、 ヨウ素131の集積部位は甲状腺です。甲状腺機能障害や甲状腺がんとの関連が指摘されています。

5
正解は 4 です。

1 生物学的半減期とは、体内に存在する放射性物質が代謝や排せつを経て半分量にまで減少する期間のことです。その期間は、年齢、性別、元素などによって異なります。

2 放射線の透過能力はα線が最も弱いです。
●放射線の種類と透過力・エネルギー
透過力⇒α<β<γ・x<中性子線
エネルギー⇒α>β>γ・x>中性子線

●放射線に関する単位
Bq(ベクレル)⇒放射線の強さ
Sv(シーベルト)⇒放射線の影響
Gy(グレイ)⇒放射線のエネルギーが人や物質に吸収された量

3 セシウム137は筋肉組織・卵巣に蓄積し、生殖腺などに障害をきたします。

4 ストロンチウム90は文章通り骨に沈着し、骨髄の造血機能に障害をきたします。

5 ヨウ素131は甲状腺に蓄積され、甲状腺障害を起こします。

2
正解は 4 です。

食べ物と健康/食の安全性からの出題です。

1.生物学的半減期は、体内の放射性物質が半分になるまでの期間のことですので、代謝のされかたによって異なります。元素や年齢が大きくかかわります。

2.放射線の透過能力では、α線よりもβ線やγ線、中性子線の方が強くなります。

3.セシウム137は全身の筋肉組織に集積します。

4.記載の通りです。骨で骨髄の造血機能などに障害を及ぼします。

5.ヨウ素131は甲状腺に集積します。

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