管理栄養士の過去問
第28回
食べ物と健康 問63

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第28回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

食品の期限表示に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 消費期限は、年月表示でもよい。
  • 砂糖や食塩にも期限表示が必要である。
  • 消費期限は、品質が急速に劣化しやすい食品に表示される。
  • 賞味期限は、包装容器を開封した後にも適用される。
  • 期限表示した場合には、保存方法の表示は省略できる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

1 消費期限は、年月日の表示が義務付けられています。一方賞味期限は、製造日から賞味期限までの日数が3か月を超えるものに関しては、年月表示も認められています。

<消費期限と賞味期限の定義>
●消費期限⇒定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他品質の劣化に伴い安全性を欠く恐れがないと認められる期限を示す年月日。(対象商品は品質が急速に劣化しやすいもの)

●賞味期限⇒定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に認められる期限を示す年月日。ただし、当該期限を超えた場合についても、すぐにこれらの品質が保持されなくなるというわけではない。
(対象商品は品質の劣化が比較的遅いもの)

2 表示義務が免除されている食品には、塩、砂糖、アイスクリーム、食品添加物などがあります。

4 両方の定義に記載されているとおり「定められた方法により保存した場合において」目安となる年月日です。

5 定義に「定められた方法において」という文言が記載されているため、保存方法の表示は義務付けられています。


参考になった数22

02

正解は 3 です。

食べ物と健康/食品の表示と規格基準からの出題です。

1.年月表示が許されているのは、賞味期限の場合で製造日から賞味期限までが3カ月を超える場合です。

2.砂糖や食塩には期限表示の省略が認められています。

3.正しい表記です。

4.期限表示はどちらも、開封前の前提で設定されています。

5.期限表示は正しく保存した場合の想定なので、正しい保存方法を表示する必要があります。

参考になった数5

03

正解は 3 です。

食品の期限表示には、消費期限と賞味期限があります。
消費期限は、弁当や生菓子など品質が急速に劣化しやすい食品に、賞味期限は、スナック菓子や牛乳など品質の劣化が比較的穏やかな食品に表示されています。
どちらも、容器包装を開封する前の状態で保存した場合の期限を示すものです。

1、 消費期限は、年月日で表示されます。
通常、期限表示は、年月日まで表示しなければなりませんが、賞味期限を表示すべき食品のうち、製造日から賞味期限までの期間が3か月を超えるものについては、年月表示が認められています。

2、 砂糖や食塩など、品質の劣化が極めて少ない食品は、表示の省略が可能です。

3、 文章通りです。

4、 消費期限、賞味期限ともに、開封前の状態で保存した場合に適用されます。

5、 期限表示をした場合でも、保存方法の表示は必要です。
常温で保存すること以外に留意すべき点がない食品については、牛乳、乳飲料を除いて保存方法の表示が省略できます。

参考になった数5