管理栄養士の過去問
第28回
基礎栄養学 問75
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
栄養学の歴史に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- フンク(Funk C)は、不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)の概念を確立した。
- ローズ(Rose WC)は、クエン酸が酸化されてオキサロ酢酸になる回路を発見した。
- クレブス(Krebs HA)は、呼吸が燃焼と同じ現象であることを明らかにした。
- ルブネル(Rubner M)は、特異動的作用(食事誘発性熱産生)を発見した。
- ラボアジェ(Lavoisier AL)は、米ぬかの抗脚気因子をビタミンと命名した。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、 フンクは、米ぬかの抗脚気因子を抽出し,その物質をビタミンと命名しました。
2、 ローズは、スレオニンを発見し、不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)の概念を確立しました。
3、 クレブスは、クエン酸が酸化されてオキサロ酢酸になる回路(TCAサイクル)を発見しました。TCAサイクルを、クレブス回路ともいいます。
4、 文章通りです。
ルブネルは、三大栄養素の生理的燃焼値をそれぞれ定め、食事に伴う熱産生を「特異動的作用」と名づけました。
5、 ラボアジェは、呼吸と燃焼が同じ現象であることを発見し,エネルギー代謝の基礎を築きました。
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02
基礎栄養学/栄養の概念からの出題です。
1.フンクはビタミンと命名した人物です。不可欠アミノ酸はローズがトレオニンを発見して種類が確定しました。
2.クエン酸が酸化されてオキサロ酢酸になる回路を発見したのはクレブスです。クレブス回路とも呼ばれます。
3.呼吸と燃焼がおなじ現象であることを明らかにしたのは、ラボアジェです。
4.正しい記載です。
5.選択肢1の解説通り、これはフンクの行ったことです。
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03
1 フンクは脚気の原因について研究をした人物です。1911年ごろ米ぬかから、脚気の治療に有効な成分を単離しビタミンと名付けました。
2 ローズは1935年ごろ、最後の必須アミノ酸であるスレオニンを発見した人物です。
3 クレブスはTCA回路を発見した人物です。
5 呼吸が燃焼と同じ原理であることを発見したのは、ラボアジェです。
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