管理栄養士の過去問
第28回
応用栄養学 問92

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

日本人の食事摂取基準(2010年版)において、推定平均必要量(EAR)が、たんぱく質摂取量当たりで算定されたビタミンである。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • ビタミンC
  • ビタミンB6
  • ビタミンB1
  • 葉酸
  • ビタミンB12

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

1 ビタミンCは、心臓血管系疾患の予防、抗酸化作用効果を考慮して算定されました。

3 ビタミンB1は、ピルビン酸脱水素酵素の補酵素として、エネルギー代謝に関与することから、身体活動レベルⅡに推定エネルギー必要量を用いて算出されました。

4 葉酸は短期的な指標である血清葉酸ではなく、中長期的な指標である赤血球中葉酸と血漿ホモシステイン値をもとに算定されました。

5 ビタミンB12は、悪性貧血患者を治療するために必要な量をもとに算定されました。

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02

正解は 2 です。

応用栄養学/食事摂取基準の基礎的理解からの出題です。
なお、現在使用されているのは「日本人の食事摂取基準(2015年版)」になります。

1.ビタミンCは血漿ビタミンC濃度を適正に維持するのに必要な量を算出しています。

2.ビタミンB6はたんぱく質代謝に関与するため、たんぱく質摂取量当たりで算出されます。

3.ビタミンB1の推定平均必要量は、エネルギー当たりで算出されています。

4.葉酸は体内の葉酸栄養状態を適正に維持するのに必要な量で算出されています。

5.ビタミンB12は血清ビタミンB12を適正に維持するために必要な量から算出されています。

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03

正解は 2 です。

1、 ビタミンCは、心臓血管系の疾病予防ならびに、抗酸化作用効果を考慮して算定されました。

2、 ビタミンB6は、アミノ酸代謝の補酵素として作用するため、たんぱく質摂取量が多いほど必要量が増加します。

3、 ビタミンB1は、身体活動レベルⅡの推定エネルギー必要量を用いて算定されました。
ビタミンB1は、エネルギー代謝の補酵素として作用するため、エネルギー摂取量が多いほど必要量が増加します。

4、 葉酸は、中・長期的評価指標である赤血球中葉酸と、血漿総ホモシステイン値をもとに算定されました。

5、 ビタミンB12は、ビタミンB12欠乏症(悪性貧血)患者を治癒するために必要な量をもとに算定されました。

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