管理栄養士の過去問
第28回
応用栄養学 問95
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問95 (訂正依頼・報告はこちら)
乳幼児期の生理的特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 乳歯は、生後3~4か月頃より生え始める。
- 身長の1年間当たりの増加量は、年齢に伴い大きくなる。
- 運動機能の発達は、微細運動が粗大運動に先行する。
- 体重当たりの体水分量の割合は、成人に比較して多い。
- 大泉門は、生後6か月頃に閉鎖する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 乳歯は、生後6~7か月ごろから生え始めます。
2 身長の一年間あたりの増加量は、出生直後から乳児期が最も盛んです。また、思春期に再び増加が盛んになります。
3 運動機能の発達は、粗大運動が微細運動に先行します。
粗大運動とは、うつぶせや寝返りなど、全身をつかう運動のことで、微細運動とは指先などの細かいうんどうのことを言います。
5 大泉門は前頭骨と、二つの頭頂骨にはさまれた泉門で、1歳6か月頃に閉鎖します。
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02
1、 乳歯は、生後6~7カ月頃より生え始め、2歳半頃までに20本の乳歯が生えそろいます。
2、 身長の1年間当たりの増加量は、出生直後から乳児期にかけての時期が最も盛んで、年齢に伴い小さくなります。
3、 運動機能は、頭部から下に向かって、体の中心部から末梢部に向かって、粗大運動(寝返りなどの全身を使う大きな運動)から微細運動(指先を使うような細かな運動)へと発達します。
4、 文章通りです。
体重あたりの体水分量の割合は、新生児で約80%、乳児約70%、成人で約60%であり、高齢になるにつれて低下します。また、成人に比べて、乳幼児は細胞外液量の占める割合が高いことが特徴です。
5、 大泉門は,頭蓋骨のうち前頭骨と両側の頭頂骨の間にある線維性の接合部で、生後1歳6カ月頃に閉鎖します。
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03
応用栄養学/新生児期、乳児期からの出題です。
1.乳歯は生後6カ月頃から生え始めます。
2.身長は生後1年間の増加量が一生のうちで最も大きくなります。
3.粗大運動とは全身を使った移動や平衡を維持する運動のことです。微細運動とは手指の運動のことです。発達は粗大運動が先行します。
4.正しい記載です。成人は水分60%程度と言われていますが、乳幼児は70~80%と言われています。
5.大泉門の閉鎖は生後1歳半ごろです。
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