管理栄養士の過去問
第28回
栄養教育論 問109
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問109 (訂正依頼・報告はこちら)
体重が減らず、減量をあきらめようとしているクライアントヘの対応である。共感的態度として、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 「ごはんの量がまだ多いですね」と、改善点をアドバイスする。
- 「なぜ、無理だと思うのですか」と、理由をたずねる。
- 「あきらめないで、もっとがんばりましょう」と、はげます。
- 「みんなもそうなので、落ち込まないでください」と、なぐさめる。
- 「がんばっても減らないと、がっかりしますよね」と、言葉を返す。
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この過去問の解説 (3件)
01
共感的態度とは、相手に対して共感する様な返答をすることを言います。
例えば、「なかなか運動を続けることができないんです」といった内容に対して、「そうですよね、運動を続けることは難しいですよね」など
1.「ごはんの量がまだ多いですね」と、改善点をアドバイスする→共感ではなくアドバイスのため当てはまりません。
2.「なぜ、無理だと思うのですか」と、理由をたずねる→共感ではなく批判になっているため当てはまりません。
3.「あきらめないで、もっとがんばりましょう」と、はげます→共感ではなく励ましの言葉のため当てはまりません。
4.「みんなもそうなので、落ち込まないでください」と、なぐさめる→共感ではなく慰めの言葉のため当てはまりません。
5.「がんばっても減らないと、がっかりしますよね」と、言葉を返す→諦めようとしている相手に対して気持ちを理解し、つらい気持ちを共感しようとしているため解になると考えられます。
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02
共感的態度とは、相手の心境・状況等を相手の立場になって理解することです。
5以外の回答は、アドバイスや批判、相手の立場に立っていない励ましであるため共感的態度には当てはまりません。
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03
共感的態度とは、相手の感情を共有し、理解しようとする態度のことです。
5は、クライアントの気持ちを言葉で表現し、共感的態度を示しています。
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