管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問124
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問124 (訂正依頼・報告はこちら)
経腸栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 持続投与における投与量は、1時間当たり300 mLとする。
- 胃瘻による管理は、1週間以内とする。
- 胃食道逆流予防には、仰臥位とする。
- カテーテルの先端は、回腸に留置する。
- 成分栄養剤の長期投与では、必須脂肪酸欠乏に注意する。
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この過去問の解説 (3件)
01
成分栄養剤の長期投与では、必須脂肪酸や微量元素などが不足しがちになるため欠乏しないように注意が必要です。
1.持続投与では開始時は一時間あたり20〜30ml(200kcal〜400kcal/日)程度にし、徐々に増やしていきます。維持期になると一時間あたり100〜150ml程度にします。
2.胃瘻による管理は約6週間以上になる場合に用います。
3.胃食道逆流予防には座位またはファーラー位(仰向けの体勢でベッドなどを15〜45度程度あげて、上半身を起こしている状態)とします。
4.経腸栄養では消化や吸収が必要なため、カテーテルの先端は胃または空腸に留置します。
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02
1:持続投与における投与量は、1時間当たり20~30mlから開始します。
2:胃瘻とは、胃の内腔と腹壁の皮膚表面に瘻孔を形成し、そこから栄養剤を注入することです。長期的な栄養管理が可能となります。
3:胃食道逆流予防には、座位での注入や、栄養剤の半固形化が有効です。
4:カテーテルの先端は、胃または十二指腸に留置します。
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03
1. 持続投与における投与量は、開始時は20~30ml/時程度から開始します。徐々に量を増やしてきき、維持量としては100~150ml/時とします。
2 . 胃瘻による管理は、6週間以内とします。
3 . 胃食道逆流予防には、仰向けの姿勢にリクライニングなどで上半身を15度~45度程度上げたファーラー位とします。
4 . カテーテルの先端は、胃または空腸に留置します。
5 . 〇
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