管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問130
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問130 (訂正依頼・報告はこちら)
糖尿病の合併症に対する治療の記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 糖尿病神経障害では、脂肪エネルギー比率を40%とする。
- インスリン治療による低血糖では、果糖を投与する。
- 高血圧合併時では、食塩を6g/日未満とする。
- 糖尿病ケトアシドーシスでは、水分投与を制限する。
- 脂肪肝合併時では、たんぱく質を制限する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 脂肪のエネルギー量は、炭水化物エネルギー比率を決定します。その後、たんぱく質量を定めた残りを脂肪から摂取します。
2 . インスリン治療による低血糖では、吸収率の早いブドウ糖を投与します。
3 . 〇
4 . 糖尿病ケトアシドーシスでは、輸液とインスリン投与による脱水、インスリン不足の改善を目指します。
5 . 脂肪肝合併時では、たんぱく質ではなくエネルギー摂取量を調整します。
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02
正解:3
糖尿病で高血圧合併時では、食塩は一日6g未満とします。
1.糖尿病神経障害では、先に炭水化物の摂取比率を決定します。後にたんぱく質の量を決め、残りを脂質から摂るようにします。
2.インスリン治療による低血糖ではブドウ糖を補います。
4.糖尿病ケトアシドーシスでは輸液とインスリンの投与をします。水分制限はありません。
5.脂肪肝合併時はたんぱく質の制限はありません。エネルギーや栄養素はバランスよく摂取し、炭水化物では果物や砂糖などの糖質を控えるようにします。
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03
正解は 3 です。
1:炭水化物エネルギー比率を決定し、たんぱく質量を定め、その残りを脂肪摂取エネルギーに充てます。
2:低血糖時には、ブドウ糖を投与します。
4:糖尿病ケトアシドーシスにおいて、水分投与の制限は必要ありません。
5:脂肪肝において、たんぱく質の制限は必要ありません。
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