管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問131

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問131 (訂正依頼・報告はこちら)

脂質異常症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 高トリグリセリド血症では、n-3系多価不飽和脂肪酸を制限する。
  • 高トリグリセリド血症では、水溶性食物繊維を制限する。
  • 低HDL-コレステロール血症では、トランス脂肪酸摂取を多くする。
  • 高LDL-コレステロール血症では、コレステロール摂取を750mg/日以下にする。
  • 高カイロミクロン(キロミクロン)血症では、脂肪エネルギー比率を15%以下にする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:5

高カイロミクロン(キロミクロン)血症では、脂肪エネルギー比率を15%以下にします。

1.高トリグリセリド血症では禁酒と、単糖類や炭水化物エネルギーを制限します。そのためn-3系多価不飽和脂肪酸は増えます。

2.高トリグリセリド血症では、高食物繊維食とするため制限はありません。

3.低HDL-コレステロール血症ではトランス脂肪酸摂取を減らします。

4.高LDL-コレステロール血症ではコレステロール摂取を200mg/日以下にします。

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02

正解は、5です。

1 . 高トリグリセリド血症では、n-3系多価不飽和脂肪酸の積極的な摂取を目指します。

2 . 高トリグリセリド血症では、水溶性食物繊維の積極的な摂取を目指します。

3 . 低HDL-コレステロール血症では、トランス脂肪酸摂取を少なくすることを目指します。

4 . 高LDL-コレステロール血症では、コレステロール摂取を200mg/日以下にします。

5 . 〇

参考になった数5

03

正解は 5 です。

1、2、3:脂質異常症では、n-3系脂肪酸、水溶性食物繊維の積極的な摂取が推奨され、トランス脂肪酸は少なく摂取することが推奨されます。

4:高コレステロール血症では、コレステロール摂取を200mg/日未満に制限します。

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