管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問134
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問134 (訂正依頼・報告はこちら)
45歳、男性。身長170cm、体重75kg。早朝より激しい腹痛を訴え来院、急性膵炎と診断され入院となった。白血球数12,000/μL、血清膵型アミラーゼ値820IU/L、血清CRP(C反応性たんぱく質)値26.2mg/dLであった。この患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 入院時、輸液管理を実施した。
- 腹痛が治まったので、全粥食を開始した。
- 膵型アミラーゼ値が正常化したので、脂質を50g/日とした。
- 退院時に、禁酒を指導した。
- 退院時に、たんぱく質制限食を指導した。
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この過去問の解説 (3件)
01
急性膵炎では、絶食とし、輸液による管理を行います。
炎症が治まってくると、糖質中心の流動食(10ℊ/日低脂肪食、総エネルギー1,000kcal/日)から開始し、症状に応じて軟食、常食に移行していきます。
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02
2.急性膵炎では、絶飲食になります。
3.膵型アミラーゼ値が正常化しても膵炎が完治するまでは脂質は30g/日以下に制限します。
5.退院時は食べ過ぎや、高脂肪食や刺激物の摂り過ぎ、アルコールの摂り過ぎなどを改善できるように指導します。
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03
急性膵炎の急性期には、絶飲食とします。回復期には、低脂肪食から開始し、禁酒が必要となります。
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