管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問142
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問142 (訂正依頼・報告はこちら)
重症感染症における栄養状態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 体脂肪量が増加する。
- ビタミンB1の必要量が増大する。
- エネルギー消費量が低下する。
- 不感蒸泄量が減少する。
- 窒素出納が正となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
エネルギーを代謝するため補酵素であるビタミンB1の必要量が増大すると考えられます。
1.エネルギー代謝が亢進しているため体脂肪量は減少します。
3.エネルギー代謝が亢進しているためエネルギー消費量は増大します。
4.不感蒸泄量とは意識とは関係なく呼気に含まれる水分や、皮膚などから蒸発する水分のことを言います。体温の上昇も考えられるため不感蒸泄量は増加すると考えられます。
5.重症感染症ではたんぱく質の異化が亢進しているため窒素出納は負となります。
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02
重症感染症では、代謝が亢進します。よって、エネルギー消費量が増加し、ビタミンB1の必要量が増大し、不感蒸泄量が増加し、窒素出納が負となり、体脂肪量が減少します。
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03
1 . 代謝が亢進するため、体脂肪量が低下します。
2 . 〇
3 . 代謝が亢進しているため、エネルギー消費量も亢進します。
4 . 発汗等により、不感蒸泄量は増加します。
5 . エネルギー代謝が亢進することに伴い、タンパク質の消費も亢進するため、窒素出納が負となります。
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