管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問145
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問145 (訂正依頼・報告はこちら)
嚥下障害に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 肺炎の原因となる。
- 咽頭期の障害では、食物の捕捉ができない。
- 評価法には、水飲みテストがある。
- パーキンソン病は、原因となる。
- 直接訓練では、食物を用いる。
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この過去問の解説 (3件)
01
先行期:食物を口腔に入れる前の段階。視覚や触覚、聴覚等で食物を認知したり食べる物やその量を決めます。
準備期:摂取した食物を咽頭に送るまでの時期のことで補食と咀嚼を主に行います。
口腔期:咀嚼することで食物から食塊を形成して咽頭を送る時期をいいます。
咽頭期:嚥下反射により食塊を咽頭から食道に送り込むことを言います。
食道期:食道に入ってきた食塊を胃に送る時期をいいます。
よって、食物の捕捉は準備期であるため2が誤りです。
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02
嚥下は、下記の3つのプロセスに分けられます。
口腔期:主に舌の運動により食べ物を口腔から咽頭に送ります。
咽頭期:嚥下反射により食べ物を咽頭から食道に送ります。
食道期:食道の蠕動運動により食べ物を胃に送ります。
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03
咽頭期は、嚥下反射(により、咽頭の食塊を食道入口に送り込む時期をいいます。
そのため準備期に障害が起こると食物の捕捉が行えなくなります。
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