管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問148

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問148 (訂正依頼・報告はこちら)

老年症候群に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 口渇感が強くなる。
  • サルコペニアでは、筋萎縮がみられる。
  • 褥瘡では、低たんぱく質食とする。
  • 尿失禁は、脱水症の原因となる。
  • 誤嚥のリスクが高いときには、口腔ケアは行わない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:2

1.老年症候群では感受性が鈍くなるため口渇感を感じにくくなります。

3.褥瘡では高たんぱく質食にします。

4.尿失禁では脱水症の原因になることは少ないと考えられます。ただし、尿失禁を恐れてしまうことで水分摂取量が減り脱水症の原因になることは考えられます。

5.口腔ケアは誤嚥のリスクが高いときに行う必要があります。口腔内を清潔に保ち、誤嚥性肺炎等の予防を行います。

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02

正解は 2 です。

1:加齢により、口渇感を感じにくくなります。

3:褥瘡では、充分なたんぱく質摂取が重要です。

4:尿失禁を恐れて、水分摂取を控えてしまうと、脱水症をおこすことがあります。

5:誤嚥のリスクが高い時ほど、口腔ケアを入念に行い、口腔を清潔に保つことが重要です。

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03

正解は、2です。

1 . 口渇感は低下します。そのため水分摂取量が減少し、脱水へつながるリスクが高くなります。

2 . 〇

3 . 褥瘡では、治癒を促すため高たんぱく質食とします。

4 .尿失禁のあるなしに関わらず、尿の排泄は行われるので、尿失禁により尿量が増加することではありません。

5 . 肺炎のリスクも高まるため、口腔ケアは行います。



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