管理栄養士の過去問
第28回
公衆栄養学 問158

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問158 (訂正依頼・報告はこちら)

21世紀における第2次国民健康づくり運動(健康日本21(第2次))に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 健康寿命の都道府県格差縮小を目標としている。
  • ソーシャルキャピタルの活用を推進する。
  • 食環境整備の一環として、スマート・ライフ・プロジェクト(Smart Life Project)かある。
  • 最終評価は、目標設定から5年を目途に行う。
  • 非感染性疾患(NCD)の重症化予防に関する目標がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.第2次国民健康づくり運動では、健康寿命の都道府県格差縮小を目標としています。

2.第2次国民健康づくり運動は、ソーシャルキャピタルの活用を推進しています。ソーシャルキャピタルとは、社会の効率性を高める信頼やネットワークなどといった社会組織の特徴のことを指します。

3.スマート・ライフ・プロジェクトとは、健康寿命の延伸をスローガンにした国民運動のことなので、第2次国民健康づくり運動の食環境整備の一環としても推進されています。

4.第2次国民健康づくり運動の最終評価は、目標設定から5年ではなく、10年を目途に行われているので、4が誤った文章です。

5.第2次国民健康づくり運動に非感染性疾患(NCD)の重症化予防に関する目標は設定されています。非感染性疾患(NCD)とは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)やがん、循環器疾患などを指します。

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02

1、都道府県健康増進計画の策定に示されています。

2、ソーシャルキャピタルとは、社会の信頼関係、規範、ネットワークといった社会組織の重要性を説く概念のことです。

3、スマート・ライフ・プロジェクトは、より多くの国民の生活習慣を改善し、健康寿命を延ばすことを目的としています。

4、10年間を目安にしています。

参考になった数13

03

1.○ 健康寿命の格差縮小を目標としています。

2.○ ソーシャルキャピタルは社会、地域における人々の信頼関係や結びつきを表す概念です。健康を支え、守るための社会環境の整備を示しています。

3.○ 生活習慣および社会環境の改善に関する目標があります。

4.× 第二次健康日本21は平成25年度から34年度までとしています。最終評価は、目標設定から10年を目途に行います。

5.○ 主にがん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の重症化予防に関する目標があります。

よって正解は4です。

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