管理栄養士の過去問
第28回
公衆栄養学 問159

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問159 (訂正依頼・報告はこちら)

諸外国及び国際機関における健康・栄養政策に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 世界栄養会議(1992年)において、「食事、運動、健康に関する世界戦略」が採択された。
  • ミレニアム開発目標の優先課題には、極度の貧困と飢餓の撲滅がある。
  • 世界保健機関(WHO)は、教育機会拡大を目的とした学校給食プログラムを実施している。
  • 国連食糧農業機関(FAO)は、非感染性疾患(NCD)のコントロールを目的としたガイドラインを作成している。
  • 国際栄養士連盟(ICDA)は、栄養士業務の国際的な標準化を目指している。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.世界栄養会議(1992年)ではなく、世界保健総会(2004年)において「食事、運動、健康に関する世界戦略」が採択されました。

2.極度の貧困と飢餓の撲滅が、ミレニアム開発目標の2015年までに達成すべき8つの目標のうちの一つに掲げられており、一定の成果はあげたとされています。よって正しい答えとなります。

3.世界保健機関(WHO)ではなく、国連世界食糧計画(WFP)は、教育機会拡大を目的とした学校給食プログラムを実施しています。

4.国連食糧農業機関(FAO)ではなく、世界保健機関(WHO)は、非感染性疾患(NCD)のコントロールを目的としたガイドラインを作成しています。

5.国際栄養士連盟(ICDA)は、海外の栄養士会で、栄養士業務の国際的な標準化を目指していますので、正しい答えとなります。

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02

1.× 世界栄養会議(1992年)において「栄養的で安全な食物へのアクセスは個々人の権利である」と宣言されました。「食事、運動、健康に関する世界戦略」が採択されたのは世界保健総会(2004年)です。

2.○ ミレニアム開発目標(MDGs)とは国際会議やサミットでの開発目標をまとめたもので8つの目標があります。極度の貧困と飢餓の撲滅はその目標の一つです。

3.× 世界保健機関(WHO)は国際的な保健対策を行います。
教育機会拡大を目的とした学校給食プログラムを実施しているのは国連世界食糧計画(WFP)です。

4.× 世界保健機関(WHO)が世界保健機関非感染性疾患(NCD)のガイドラインを作成しています。

5○ 国際栄養士連盟(ICDA)は、栄養士業務の国際的な標準化を目指しています。

よって正解は2,5です。

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03

1、世界栄養宣言では、安全で栄養的に望ましい食物へのアクセスは1人ひとりの権利である事が制定されました。

2、ミレニアム開発目標では、極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年までに達成すべき8つの目標を掲げています。

3、世界保健機関(WHO)では、国際的な保健対策を行います。

4、非感染性疾患に関してのガイドラインは、世界保健機関で策定されます。


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