管理栄養士の過去問
第28回
公衆栄養学 問166

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問166 (訂正依頼・報告はこちら)

特定健康診査・特定保健指導のアウトカム(結果)評価に用いる指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 保健指導の終了者数
  • 健診・保健指導実施者の研修受講回数
  • 地域における保険者協議会の設置率
  • 事業主の保健指導受診への理解度
  • 糖尿病有病者の割合

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この過去問の解説 (3件)

01

1.保健指導の終了者数は、アウトプット評価です。目的達成のために行われる事業の実施量を評価します。

2.健診・保健指導実施者の研修受講回数は、プロセス評価です。目的達成に向けた過程や活動状況を評価します。

3.地域における保険者協議会の設置率は、ストラクチャー(構造)評価です。事業を実施するための仕組みや体制を評価します。

4.事業主の保健指導受診への理解度は、プロセス評価です。

5.糖尿病有病者の割合は、アウトカム評価です。アウトカム評価では、最終的な目的の達成度・成果を評価するので、正しい答えとなります。

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02

1、終了した者の健診の結果、その後の生活の変化を見て評価します。

2、健診・保健指導実施者の研修受講は指導は、結果の評価とは直接結びつきません。

3、保険者協議会の設置率は結果の評価とは直接結びつきません。

4、特定保健診査・指導の策定以前の問題で、結果とは結びつきません。

5、特定健康診査・指導で糖尿病有病者が減れば、結果が良好と思われます。

参考になった数2

03

特定健康診査、特定保健指導の目的は生活習慣病の有病者、予備軍の減少です。
よってアウトカム(結果)の評価に該当するのは生活習慣病の数値についての記述となります。

1.× 保健指導の終了者数は事業の実施量に関する評価です。

2.× 健診・保健指導実施者の研修受講回数は構造に関する評価です。

3× 地域における保険者協議会の設置率は構造に関する評価です。

4.× 事業主の保健指導受診への理解度は過程に関する評価です。

5.○ 糖尿病有病者の割合は結果に関する評価です。

よって正解は5です

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