管理栄養士の過去問
第27回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問21
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問題
第27回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
ヒトの細胞小器官に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- リソソームでは、グリコーゲンの合成が行われる。
- 滑面小胞体では、遺伝情報の転写が行われる。
- ミトコンドリアでは、糖新生が行われる。
- ゴルジ体では、ATPの合成が行われる。
- 粗面小胞体では、たんぱく質の合成が行われる。
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この過去問の解説 (3件)
01
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/人体の構造からの出題です。
1.グリコーゲンの合成は細胞質で行われます。
2.滑面小胞体では、コレステロールやステロイドホルモンなどのや脂質代謝が行われます。
3.糖新生は糖原性物質からグルコースを生成する反応で、細胞質で行われます。ミトコンドリアではATPの合成が行われます。
4.ゴルジ体ではたんぱく質の加工や修飾が行われます。
5.正しい記載です。粗面小胞体はリボソームをつけている小胞体で、リボソーム上でたんぱく質の合成が行われます。
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02
【5.粗面小胞体では、たんぱく質の合成が行われる。】です。
粗面小胞体には、リボソームが付着しておりたんぱく質合成が活発な細胞に多く存在します。
1.リソソームは加水分解酵素を持っており、消化酵素の貯蓄・運搬や細胞の自己分解を行っています。
グリコーゲンの合成は細胞質で行われます。
2.滑面小胞体には、リボソームが付着していない小胞体で、脂質の合成などを行っています。
遺伝の情報の転写は核で行われます。
3.ミトコンドリアでは、ATP(アデノシン三リン酸)の合成を行っています。
糖新生は細胞質で行われます。
4.ゴルジ体では、粗面小胞体で合成されたたんぱく質を集積し濃縮しています。
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03
粗面小胞体は表面に多くのリボソームの粒をつけている小胞体です。
主に、分泌たんぱく質の合成を行っています。
1.リソソームでは、細胞内異物の処理を行います。
2.滑面小胞体の働きは細胞の種類によって様々で、Caイオンの取り込み、解毒、糖質やステロイドの合成に関係しています。
3.ミトコンドリアでは、ATPの合成が行われます。
糖新生とは、肝臓および腎臓において、糖原生アミノ酸、乳酸、グリセロールなどといった糖でない物質からグルコースを合成することです。
4.ゴルジ体では、小胞体でつくられたたんぱく質などを受け取り、科学的に変化させてから細胞外に送り出す働きがあります。
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