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管理栄養士の過去問 第27回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問41

問題

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神経系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
脳神経は、31対である。
   2 .
呼吸中枢は、脊髄にある。
   3 .
副交感神経の興奮は、心拍数を増加させる。
   4 .
神経活動電位の伝導速度は、有鞘線維が無鞘線維より速い。
   5 .
視覚中枢は、側頭葉にある。
( 第27回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問41 )
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この過去問の解説 (4件)

13
正しいものは、
【4.神経活動電位の伝導速度は、有鞘線維が無鞘線維より速い。】です。
有鞘線維は、跳躍伝導(鞘を飛び越える)ができるので伝導速度は速くなります。

1.脳神経は、12対あります。31対あるのは脊髄神経です。

Ⅰ,嗅神経ー嗅覚
Ⅱ,視神経ー眼球運動・縮瞳
Ⅲ,動眼神経ー眼球運動・副交感神経で対光反射等
Ⅳ,滑車神経ー眼球運動(上斜筋を支配)
Ⅴ,三叉神経ー顔面の知覚・咀嚼
Ⅵ,外転神経ー眼球運動(外直筋を支配)
Ⅶ,顔面神経ー表情筋・舌の前2/3の味覚・涙腺・唾液腺・まぶたを閉じる
Ⅷ,内耳神経ー聴覚・平衡感覚
Ⅸ,舌咽神経ー舌の後1/3の味覚・咀嚼と嚥下
Ⅹ,迷走神経ー咀嚼と嚥下・副交感神経支配
ⅩⅠ,副神経ー僧帽筋・胸鎖乳突筋を支配
ⅩⅡ,舌下神経ー舌筋の運動

2.呼吸中枢は、延髄にあります。

3.副交感神経の興奮により、心拍数は減少します。

5.視覚中枢は、後頭葉にあります。
視神経は、視交叉で交叉して外側膝状体でニューロンを乗り換え、視放線を形成して後頭葉の視覚野に至ります。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
正解は 4 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/神経系からの出題です。

1.脳神経は12対です。

2.呼吸中枢は延髄にあります。呼吸調節中枢は橋にあります。

3.心拍数を増加させるのは交感神経の興奮です。

4.正しい記載です。有鞘線維と無鞘線維の違いは髄鞘の有無です。

5.視覚中枢は後頭葉にあります。

4
1.脳神経は12対です。

嗅神経、視神経、動眼神経、滑車神経、三叉神経、
外転神経、顔面神経、聴神経、舌咽神経、
迷走神経、副神経、舌下神経

2.呼吸中枢は脳幹の中の延髄にあります。

延髄には呼吸の他に嘔吐、嚥下、唾液、循環、消化の中枢があります。

3.副交感神経の興奮は、心拍数を低下させます。

交感神経の興奮が、心拍数を増加させます。

4.正解です。

末梢神経線維のシュワン細胞によるシュワン鞘の周りにミエリン鞘(髄鞘)ができることがあります。この鞘がある方を有鞘神経線維と言います。

ミエリン鞘の上を電位が伝わる際に跳躍することができるため、鞘がない線維よりも早く伝わる仕組みになっています。

5.視覚中枢は大脳皮質の後頭葉にあります。

側頭葉には五感の中では聴覚中枢があります。

2
正解は4.【神経活動電位の伝導速度は、有鞘線維が無鞘線維より速い。】です。
軸索突起が鞘で包まれた有鞘線維では、局所電流が電気抵抗の小さなランヴィエ絞輪部を飛び石状につばやく伝わるため、無鞘線維よりも伝導速度は速いです。
なお、このような伝導様式を跳躍伝導といいます。

以下、詳細の説明です。

1.脳神経は脳から出ている末梢神経の総称で、12対あります。
31対あるのは脊髄神経です。

2.呼吸中枢は、脳幹の一部である延髄にあります。
延髄は嚥下中枢や咀嚼中枢など、生命維持に必要な中枢が多く集まります。

3.副交感神経の興奮は、心拍数を減少させます。
その他、瞳孔の縮瞳、胃腸の運動・胃分泌液の促進などの機能があります。

5.視覚中枢は、大脳皮質の左右後頭葉にあります。
側頭葉は言語や聴覚の中枢があります。

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