管理栄養士の過去問
第27回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問44

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問題

第27回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

横紋筋で構成される臓器・器官である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 膀胱
  • 血管
  • 子宮
  • 心臓

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この過去問の解説 (4件)

01

正しいものは、【5.心臓】です。
心筋は、ミオシンとアクチンの規則的な並びがある横紋構造です。
横紋筋でありながら、不随意筋であるという唯一の筋肉です。

横紋筋は通常随意筋で、骨格筋などの意識して動かす事ができる筋を指します。
逆に、平滑筋は不随意筋で主に内臓などの筋を指します。

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02

正解は5.【心臓】です。
体内の筋全部が筋組織に属し、①骨につく骨格筋、②内臓の内臓筋、③心臓の心筋の3種類に分類されます。
横紋模様のある横紋筋は、骨格筋と心筋が含まれます。

以下、詳細の説明です。

1.膀胱―平滑筋
3層の平滑筋層でできており、これらの筋が膀胱を収縮させて排尿を行います。

2.血管―平滑筋
動脈と静脈はおおまかに内膜・中膜・外膜の3層からできており、そのうち、中膜が平滑筋層でできています。

3.胃―平滑筋
胃粘膜の粘膜筋板は平滑筋でできています。

4.子宮―平滑筋
子宮は伸縮性のある平滑筋でできた袋状の形をしています。

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03

筋肉には横紋筋と平滑筋があります。

横紋筋は意志で動かせる随意筋、
平滑筋は無意識で動かす不随意筋と呼ばれます。
心筋だけは特別で、不随意筋ですが横紋筋という特徴があります。

よって、5.心筋が正解となります。

また、膀胱はほとんどが平滑筋ですが、おしっこを止めようと力を入れた時に働く外尿道括約筋は横紋筋です。

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04

正解は 5 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/運動器(筋・骨格)系からの出題です。

筋組織は、横紋筋と平滑筋に分類されます。
横紋筋は心筋と骨格筋が該当します。
内臓・血管・消化管壁・子宮・膀胱などは平滑筋が該当します。

従って、正解は 5 とわかります。

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