管理栄養士の過去問
第27回
食べ物と健康 問62

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問題

第27回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

かび毒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • パツリンは、柑橘類の腐敗菌が産生する。
  • 黄変米のかび毒は、フザリウム属の繁殖が原因である。
  • デオキシニバレノールは、小麦に基準値が設定されている。
  • アフラトキシンB1は、75℃の加熱により分解することができる。
  • アフラトキシンB1は、主に牛肉で検出されている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

食べ物と健康/食品の安全性からの出題です。

1.パツリンはリンゴや穀類に寄生したカビが産生します。

2.黄変米のカビ毒はペニシリウム族の繁殖が原因となります。

3.正しい記載です。1.1ppmという規制値が設定されています。

4.アフラトキシンB1の分解には270℃以上の加熱が必要です。

5.アフラトキシンB1は主にナッツ類で検出されています。

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02

1.パツリンは、リンゴの腐敗菌が産生します。

2.黄変米のかび毒は、ルテオスカイリン、シトリニン等のペニシリウム属(青かび)の繁殖が原因です。

3.デオキシニバレノールは、麦類から比較的高濃度に検出されるフザリウム属(赤かび)が産生する毒素で、小麦で1.1ppm 以下とする暫定的な基準値が設定されています。
よって、正しい答えとなります。

4.アフラトキシンB1は、耐熱性で、通常の加熱調理では分解されません。
肝臓がんのリスクファクターになります。

5.アフラトキシンB1は、主にナッツ類で検出されています。

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03

正解は 3 です。

1:パツリンは、りんごの腐敗菌が産生します。

2:黄変米のかび毒は、ペニシリウム属の繁殖が原因です。

4:アフラトキシンB1は、調理等の加熱では分解できません。

5:アフラトキシンB1は、主にナッツ類で検出されます。

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