管理栄養士の過去問
第27回
応用栄養学 問97
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問題
第27回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
離乳の進め方に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 哺乳反射の減弱は、離乳完了の目安となる。
- 手づかみ食べは、摂食機能の発達を促す。
- 卵黄(固ゆで)は、生後5、6か月頃から与える。
- 離乳食を1日3回にするのは、離乳開始後1か月頃である。
- フォローアップミルクは、育児用ミルクの代替品である。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 2 です。
1:哺乳反射の減弱は、離乳完了ではなく離乳開始の目安となります。
3:卵黄(固ゆで)は、生後7、8か月頃から与え始め、少しずつ全卵に移行します。
アレルギー性が高いのは、卵白の方です。(授乳・離乳の支援ガイド2019年版では生後5〜6ヶ月から試すとなっています。)
4:離乳食を1日3回にするのは、離乳開始後4か月(生後9か月)頃です。
5:フォローアップミルクは、育児用ミルクの代替品ではありません。
生後9か月~3歳頃にかけて不足しがちなたんぱく質・カルシウム・鉄・ビタミン等を補う目的で調整された粉乳です。
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02
正解は 2 です。
応用栄養学/新生児期、乳児期からの出題です。
1.哺乳反射の減弱は、離乳開始の目安となります。
2.正しい記載です。食べる楽しみが摂食につながります。
3.卵黄(固ゆで)を与える目安は生後7、8カ月頃です。(授乳・離乳の支援ガイド2019年版では生後5〜6ヶ月から試すとなっています。)
4.離乳食を1日3回にするのは、離乳食開始後4カ月頃です。
5.フォローアップミルクは離乳食でほぼ栄養が摂れている前提のものなので、育児用ミルクの代替品ではありません。
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03
1.哺乳反射の減弱は、離乳開始の目安となります。
2.手づかみ食べは、摂食機能の発達を促し、手で食べることや噛むことの練習にもなってきます。
よって、正しい答えとなります。
3.卵黄(固ゆで)は、生後7~8か月頃から与えます。(授乳・離乳の支援ガイド2019年版では、生後5〜6ヶ月から試すとなっています。)
4.離乳食を1日3回にするのは、生後9~11か月頃です。
5.フォローアップミルクは、離乳食が順調に進まず、鉄不足のリスクが高い場合に使用するものであって、育児用ミルクの代替品ではありません。
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