管理栄養士の過去問
第27回
応用栄養学 問98

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問題

第27回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問98 (訂正依頼・報告はこちら)

幼児期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • カウプ指数による肥満判定基準には、男女差がある。
  • 1~2歳児の基礎代謝基準値は、3~5歳児より高い。
  • 体重当たりのたんぱく質維持必要量は、男児が女児より多い。
  • マラスムス(marasmus)では、浮腫がみられる。
  • 食事の脂肪エネルギー比率は、30~40%が適当である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

応用栄養学/成長期(幼児期、学童期、思春期)からの出題です。

1.カウプ指数の判定基準に男女差は設定されていません。

2.正しい記載です。

3.男女差なく設定されています。

4.浮腫がみられるのは、クワシオルコルです。

5.脂肪のエネルギー比率は20~30%が適当です。

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02

正解は 2 です。

1:カウプ指数は、乳幼児を対象とした肥満判定基準であり、男女差は設けられていません。

2:基礎代謝基準値は、男女とも1~2歳児が最大です。

3:体重当たりのたんぱく質維持必要量は、幼児期においては男女差・年齢差がない。

4:マラスムスは、エネルギー・たんぱく質共に不足している状態で、低身長・低体重等がみられますが、浮腫はありません。
クワシオルコルは、エネルギーに対して相対的にたんぱく質が不足している状態で、浮腫がみられます。

5:食事の脂肪エネルギー比率は、幼児期では男女共に20~30%が適当とされています。

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03

1.カウプ指数による肥満判定基準には、年齢差があります。男女差はありません。

2.基礎代謝基準値は、1~2歳で最も高くなります。
よって、正しい答えとなります。

3.体重あたりのたんぱく質維持必要量は、男女差はなく同一です。

4.浮腫がみられるのは、マラスムスではなく、クワシオルコルです。

5.食事の脂肪エネルギー比率は、20~30%が適当です。

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