管理栄養士の過去問
第27回
応用栄養学 問99
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問題
第27回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
学童期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 痩身傾向児の割合は、年齢と共に増加する。
- むし歯(う歯)のある児童の割合は、約80%である。
- 日本人の食事摂取基準(2010年版)の身体活動レベル(PAL)は、2区分である。
- 二次性肥満は、原発性肥満より多い。
- ローレル指数は、年齢と共に上昇する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2:平成26年度の学校保健統計調査によると、むし歯(う歯)のある児童の割合は約53%です。
3:日本人の食事摂取基準(2010年版)の身体活動レベル(PAL)は、3区分です。2005年版では2区分でした。
4:二次性肥満は、原発性肥満より少ないです。
二次性(症候性)肥満は、ホルモン異常など何らかの原因によりエネルギー過多となった状態のことです。
原発性(単純性)肥満は、単純な食べ過ぎや運動不測によりエネルギー過多となった状態のことです。
5:ローレル指数は身長による変動が大きく、年齢と共に身長が伸びると、値は低下します。
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02
つまり、年齢とともに増加するということです。
よって、正しい答えとなります。
2.児童のう歯被患率は年齢により異なるが、平成24年度学校保健統計調査によると、46~62%で減少傾向にあります。
3.日本人の食事摂取基準(2010年版)の身体活動レベル(PAL)は、6歳から3区分です。
※2015年版でも同様です。
4.学童期の肥満の大半は、原発性(単純性)です。内臓疾患、けいれん、アレルギー疾患などの疾患に伴う肥満を二次性肥満といいます。
5.ローレル指数は学童期の体格を判定する際に用いられ、年齢とともに低下します。
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03
応用栄養学/成長期(幼児期、学童期、思春期)からの出題です。
1.正しい記載です。
2.学校保健統計調査では55%程度と報告されています。
3.2010年版以降、身体活動レベルは3区分で設定されています。
4.二次性肥満は何らかの病気によって起こる肥満で、原発性肥満の方が多く存在します。
5.ローレル指数は年齢とともに低下します。
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