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管理栄養士の過去問 第27回 臨床栄養学 問137

問題

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慢性膵炎代償期患者が非代償期に移行した時に認められる変化である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
腹部疼痛は増強する。
   2 .
血糖値は上昇する。
   3 .
血中アミラーゼ値は上昇する。
   4 .
体重は増加する。
   5 .
消化吸収機能は亢進する。
( 第27回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問137 )
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この過去問の解説 (3件)

14
◎慢性膵炎
膵臓におけるびまん性または限局性の炎症の持続あるいは炎症の後遺的変化の結果、膵臓の破壊と線維化をきたし膵臓内外分泌機能障害におちいった状態を言います。
・代償期…上腹部痛・背部痛は通常は鈍痛ですが、食事・飲酒によりときに激痛となります。膵分泌機能は維持される。
・非代償期…疼痛や膵酵素上昇などは消失してきますが、膵内外分泌機能障害による症状である糖尿病、消化吸収障害、下痢などが出現します。

1. 腹部疼痛は消失してくるので誤となります。

2. 膵臓のランゲルハンス島からのインスリン分泌の不足により血糖値が上昇するので正となります。

3. 血中アミラーゼは代償期になると消失してくるので誤となります。

4. 栄養摂取・吸収の問題から体重減少もみられるので誤となります。

5. 膵外分泌機能低下により膵液量、酵素分泌の低下により消化吸収機能は低下するので誤となります。とくに脂肪吸収障害が起こります。

よって正解は、2. となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
正解は 2 です。

臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。

1:腹部疼痛は軽減します。

2:文章の通りです。糖代謝障害による膵性糖尿病などが見られます。

3:膵組織の破壊が進むことから膵液の分泌が低下し、血中アミラーゼ値は低下します。

4:消化吸収障害によって体重は減少します。

5:消化吸収機能は低下します。

5
正解は 2 です。

1:アミラーゼやリパーゼなどの消化酵素の合成活動が低下するため、腹部疼痛は軽減されます。

2:インスリン分泌低下により、血糖値は上昇します。

3:血中アミラーゼ値は、代償期には上昇しますが、非代償期には合成活動が低下し、低くなります。

4:消化酵素の合成活動低下による消化障害、及びインスリン分泌低下による細胞へのグルコース取り込み不足などにより、体重は減少します。

5:消化吸収機能は低下します。

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