管理栄養士の過去問
第27回
応用力問題 問194
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問題
第27回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問194 (訂正依頼・報告はこちら)
日本人の主食であるご飯に関する記述である。精白米(穀粒)および精白米(めし)の一般成分およびナイアシン含量は、表1の通りである。また、表2には精白米(めし)のアミノ酸組成を示した。
精白米(めし)200 g のナイアシン当量(mgNE)である。正しいのはどれか。1つ選べ。
精白米(めし)200 g のナイアシン当量(mgNE)である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 1.2
- 0.8
- 0.2
- 1.6
- 0.4
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この過去問の解説 (3件)
01
ナイアシン当量=ナイアシンmg+1/60トリプトファンmgで求められます。
200g当たりの精白米(めし)のナイアシン量は0.2×2=0.4
200g当たりの精白米(めし)のトリプトファン量は35×2=70
よって、ナイアシン当量は0.4+1/60×70=1.5666…となり解は4の1.6mgNEです。
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02
ナイアシン当量(mgNE)の計算式は、
ニコチン酸(mg)+ニコチンアミド(mg)+{トリプトファン×1/60(mg)}
です。
まず、ニコチン酸とニコチンアミドを総称してナイアシンと呼ぶため、表のめしのナイアシン値より0.2とわかります。
次に、表のトリプトファン値を見ると35、これに1/60を掛けると約0.58となります。
この2つの数値を足すと約0.78ですが、めし200g分のナイアシン当量を求めるため2倍にすると、約1.6となります。
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03
ナイアシン当量(mgNE)は次の計算式で求められます。
ナイアシン当量(mgNE)=
ニコチン酸(mg)+ニコチンアミド(mg)+{トリプトファン量(mg)×1/60}
ニコチン酸とニコチンアミドを総称したのがナイアシンであるため、
表1より、可食部100g当たりの精白米(めし)のナイアシンは0.2と分かります。
よって、200gの精白米(めし)のナイアシン当量は以下の通りとなります。
0.2×2+35×2×1/60=1.5666…
したがって、最も近い4.の1.6mgNEが正解です。
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