管理栄養士の過去問
第26回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問26

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問題

第26回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • グルカゴンは、グリコーゲン合成を促進する。
  • ヘキソキナーゼは、糖新生系の律速酵素である。
  • グリコーゲンが加リン酸分解されると、グルコースが生成する。
  • 肝臓には、グルコース-6-ホスファターゼが存在する。
  • ペントースリン酸回路は、尿素回路の側路である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.グルカゴンは、グリコーゲン分解を促進するホルモンです。

2.ヘキソキナーゼは、解糖系の律速酵素です。ヘキソキナーゼのほか、ホスホフルクトキナーゼ、ピルビン酸キナーゼが解糖系の律速酵素に該当します。
糖新生系の律速酵素は、グルコース-6-ホスファターゼです。

3.グリコーゲンが加リン酸分解されると、グルコース-1-リン酸が生成します。

4.グルコース-6-ホスファターゼは、糖新生系の酵素で肝臓以外には腎臓に存在します。
よって、正しい答えとなります。

5.ペントースリン酸回路は、解糖系の側路で、グルコース-6-リン酸からリボース-5-リン酸を生成し、再び解糖系に戻る回路です。

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02

正解は 4 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質の代謝からの出題です。

1:グリコーゲン合成を促進するのはインスリンです。グルカゴンはグリコーゲン分解を促進して血糖値を上げるホルモンです。

2:ヘキソナーゼはATPを利用して解糖系でグルコースをグルコース-6-リン酸にリン酸化する律速酵素です。

3:グリコーゲンが加リン酸分解されて生成するのは、グルコース-1-リン酸です。

4:文章の通りです。肝臓にはグルコース-6-ホスファターゼが存在していて、グルコース-6-リン酸から脱リン酸して、グルコースを生成します。

5:ペントースリン酸回路は、解糖系の側路です。

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03

正解は 4 です。

1.グルカゴンはグリコーゲンの分解を促進します。
グリコーゲンの合成を促進するのは、インスリンです。

2.ヘキソキナーゼは、解糖系の律速酵素です。

3.グリコーゲンが加リン酸分解されると、グルコース-1-リン酸が生成します。

5.ペントースリン酸回路は、解糖系の側路です。

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