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管理栄養士の過去問 第26回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問43

問題

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
除脂肪体重(LBM)は増加する。
   2 .
痰を伴わない咳が特徴である。
   3 .
インフルエンザワクチンの接種は死亡率を低下させる。
   4 .
女性に多い。
   5 .
1秒率が増加する。
( 第26回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問43 )
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この過去問の解説 (3件)

10
正解は 3 です。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は閉塞性換気障害で、慢性気管支炎と肺気腫を含みます。
インフルエンザワクチンはCOPD死亡率を約50%減少させることから、ワクチン接種が推奨されています。

1.除脂肪体重(LBM)は脂肪を除いたものです。
COPDは食欲低下により体重減少し、筋肉量の低下がみられます。
そのため、除脂肪体重(LBM)は低下します。

2.COPDの咳は痰を伴います。

4.COPDは主に喫煙が原因となるので、女性より男性に多くなります。

5.1秒率は正常では70%以上ですが、COPDでは70%以下に低下します。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正解は 3 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/呼吸器系からの出題です。

1:慢性閉塞性肺疾患(COPD)が進行すると、体重減少や食欲不振が見られます。そのため、除脂肪体重(LBM)は低下します。

2:慢性閉塞性肺疾患(COPD)で見られる咳は、痰のからむ咳です。

3:記載の通りです。感染症が重症化しやすいため、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの接種を行います。

4:発症は男性に多く、発症率は年齢とともに上昇します。

5:1秒率とは1秒量の努力肺活量に対する割合のことです。1秒量とは努力肺活量のうち最初の1秒に呼出される空気量のことです。
閉塞性換気障害では1秒率は低下します。

1
1.COPDになると、呼吸が苦しくなることから呼吸筋の運動が活発になり、エネルギーを余計に使います。そのため、体重とともに除脂肪体重も減少します。

2.COPDとは、肺の慢性炎症により生じた気流閉塞を示す病態で、臨床的には動作時の呼吸困難や、慢性の咳と痰を特徴とする疾患です。

3.COPDになった後で、インフルエンザに罹患すると、重症化しやすく、またCOPDの症状も悪化することが多くみられます。よって、インフルエンザワクチンの接種が勧められます。
よって、正しい答えとなります。

4.COPDは喫煙が主要なリスクファクターであり、喫煙者の男性に多いです。

5.1秒率とは、努力肺活量のうち最初の1秒間で吐き出せる空気の量の割合のことです。
COPDになると、呼吸がしづらくなるので、この1秒率は低下します。

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