管理栄養士の過去問
第26回
食べ物と健康 問60
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
自然毒による食中毒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- ツキヨタケ中毒の原因物質は、セスキテルペンである。
- フグ毒のテトロドトキシンは、加熱することで無毒化される。
- イシナギの肝臓を多量に摂取すると、ビタミンE過剰症が起こる。
- オゴノリ中毒の原因物質は、ソラニンである。
- バイ貝毒は、青酸配糖体である。
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この過去問の解説 (3件)
01
食べ物と健康/食品の安全性からの出題です。
1.正しい記載です。
2.フグ毒のテトロドトキシンは熱でも無毒化できず、特定部位を取り除かねばなりません。
3.イシナギの肝臓で問題となるのは、ビタミンA過剰症です。
4.ソラニンはジャガイモの芽に含まれる自然毒です。オゴノリではプロスタグランジンE2によって中毒が起こることがあります。
5.バイ貝では、テトラミンやスルガトキシンといった有害成分が問題となります。
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02
セスキテルペンはツキヨタケ中毒の原因物質です。
2.テトロドトキシンは300℃以上の加熱でも分解されません。
3.肝臓には多量のビタミンAが含まれています。摂取すると、ビタミンA過剰症が起こります。
4.ソラニンはじゃがいもの芽や緑の部分に含まれる毒です。オゴノリ中毒の原因物質はプロスタグランジンE2などです。
5.青酸配糖体が多く含まれる物にはウメやアンズがあります。バイ貝毒にはテトラミンがあげられます。
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03
ツキヨタケ中毒の原因物質は、セスキテルペンです。
セスキテルペンは日本のきのこ中毒の大部分を占めます。
2.フグ毒のテトロドトキシンは、熱に強いので、加熱することで無毒化されません。
3.イシナギの肝臓を多量に摂取すると、ビタミンA過剰症が起こります。
4.オゴノリ中毒の原因物質は、プロスタグランジンE2等です。
ソラニンはじゃがいもの発芽部分と緑色の部分に含まれる自然毒です。
5.バイ貝毒は、スルガトキシンやネオスルガトキシン、テトラミン等です。
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