管理栄養士の過去問
第26回
応用栄養学 問94
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問94 (訂正依頼・報告はこちら)
成長、発達、加齢に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 唾液分泌量は、高齢者では増加する。
- 血清IgA濃度は、生後上昇する。
- 小腸のラクターゼ活性は、離乳完了後に上昇する。
- 1~2歳の基礎代謝基準値は、3~5歳より低い。
- 胸腺重量は、成人期に最大となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
IgAは胎盤通過性がなく、初乳中に多く含まれているので、血清IgA濃度は、生後上昇します。
1.唾液分泌量は、高齢者では増加減少します。
3.小腸のラクターゼ活性は、乳汁摂取が減少により低下するので、小腸のラクターゼ活性は、離乳完了後は低下します。
4.1~2歳の基礎代謝基準値は、3~5歳より高くなります。
基礎代謝基準値は、年齢が上がると減少します。
5.胸腺重量は、思春期に最大となります。
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02
血清IgAは母乳に多く含まれています。そのため生後、乳児は母乳を飲んで育っていくので濃度は上昇します。
1.唾液分泌量は咀嚼が困難になっていく高齢者では減少していきます。また、唾液が少なくなることで口の中が乾燥しやすくなります。
3.母乳や牛乳には乳糖が含まれています。その乳糖はラクターゼにより分解されます。そのため、お乳を飲んでいる赤ちゃんは小腸のラクターゼ活性は上昇していますが、離乳後は摂取量が減るためラクターゼの活性も減少します。
4.1〜2歳の基礎代謝基準値は、3〜5歳より高いです。基礎代謝基準値は性別に関係なく加齢に伴い減少していきます。
5.胸腺重量は、思春期に最大となり、思春期以降は減少していきます。
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03
応用栄養学/成長、発達、加齢からの出題です。
1.高齢者になっていくにつれ唾液分泌量は低下し、消化能力が衰えます。
2.正しい記載です。初乳中にIgAは多く含まれています。
3.小腸のラクターゼ活性は、離乳完了後に低下します。
4.基礎代謝基準値は年齢とともに減少します。3~5歳よりも1~2歳の方が高くなります。
5.胸腺重量が最大となるのは思春期です。
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