管理栄養士の過去問
第26回
応用栄養学 問98
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問98 (訂正依頼・報告はこちら)
幼児期に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 体重当たりのエネルギー必要量は、成人より少ない。
- カウプ指数による発育状況判定では、男女差を考慮する。
- 原発性(単純性)肥満より、二次性(症候性)肥満が多い。
- 体水分に占める細胞外液量の割合は、成人より高い。
- 総エネルギー摂取量の30~40%を間食から摂取する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 4 です。
応用栄養学/成長期(幼児期、学童期、思春期)からの出題です。
1.体重当たりのエネルギー必要量は成人より多くなります。
2.カウプ指数では判定基準に男女差はありません。
3.二次性(症候性)肥満は何かしらの原因疾患があって肥満となるもので、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることが原因となる原発性(単純性)肥満の方が多く見られます。
4.正しい記載です。成人で20%程度、小児は20~30%程度になると言われています。
5.間食は総エネルギー摂取量の10~20%を目安とします。
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02
幼児の体水分に占める細胞外液量の割合は、成人より高くなります。人間の水分量は大人で体重の60%、新生児で80%、乳児で70%と言われています。
1.幼児期の体重当たりのエネルギー必要量は成人より多くなります。
2.カウプ指数による発育状況判定は年齢を考慮します。
3.幼児期では二次性(症候性)肥満より、原発性(単純性)肥満が多くみられます。
原発性(単純性)肥満とは生活習慣の乱れ等による肥満です。二次性(症候性)肥満とは遺伝や病気、薬の副作用など原因の明らかな肥満です。
5.幼児期の間食は総エネルギー摂取量の10〜20%を摂取するとされています。1〜2歳児で10〜15%、3〜5歳児は10〜20%です。
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03
体水分に占める細胞外液量の割合は、成人では約60%、幼児は約70%で、幼児の方が高くなります。
1.体重当たりのエネルギー必要量は、成人より多くなります。
2.カウプ指数による発育状況判定では、男女差ではなく、年齢を考慮します。
3.原因疾患のある二次性(症候性)肥満より、摂取エネルギーや生活習慣による原発性(単純性)肥満の方が多くなります。
5.間食の摂取は総エネルギー摂取量の10~20%が目安です。
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