管理栄養士の過去問
第26回
臨床栄養学 問137
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問137 (訂正依頼・報告はこちら)
腸疾患とその栄養療法の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 過敏性腸症候群 ---------- 中心静脈栄養法
- クローン病(寛解期) ------- 低脂肪食
- 便秘症 ------------------ 高たんぱく質食
- たんぱく漏出性胃腸症 ----- エネルギー制限食
- 潰瘍性大腸炎(寛解期)----- 低たんぱく質食
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この過去問の解説 (3件)
01
臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。
1.過敏性腸症候群では、下痢や便秘に対応した食事を摂るようにします。
2.正しい組み合わせです。
3.便秘症では弛緩性便秘か痙攣性便秘かによってそれぞれの対策を講じますが、高たんぱく質食にする必要はありません。
4.たんぱく漏出性胃腸症では脂肪制限食とします。
5.潰瘍性大腸炎の寛解期では、たんぱく質は比較的高たんぱくの処方となります。
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02
クローン病(寛解期)の栄養療法では、低脂肪、高エネルギー、高たんぱく、高ビタミン、高ミネラルとします。
1.過敏性腸症候群では、器質的病変がみられないので、下痢や便秘に対応した経口栄養です。
3.便秘症には弛緩性便秘と痙攣性便秘があり、便秘の種類より食事療法が異なります。
便秘症の種類に合わせた食事療法を行います。
4.たんぱく漏出性胃腸症では、低脂肪、高エネルギー、高たんぱく質食とします。
5.潰瘍性大腸炎(寛解期)では、高たんぱく、高エネルギー食とします。
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03
3.弛緩性便秘の場合は、水分と食物繊維の多い食事とします。また痙攣性便秘の場合は、低残渣食・低脂肪食の食事とします。
4.たんぱく漏出性胃腸症では、低脂肪食・高たんぱく質食とします。
5.潰瘍性大腸炎(寛解期)では、腸に刺激を与えるような食事(香辛料、コーヒー、アルコールなど)は控えます。
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