管理栄養士の過去問
第26回
公衆栄養学 問158
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問158 (訂正依頼・報告はこちら)
国民健康・栄養調査の実施に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 地域保健法に規定されている。
- 栄養摂取状況調査には、食事歴法を用いる。
- 個人の摂取量は、世帯ごとの案分比率により算出する。
- 一日の運動量は、生活活動調査により求める。
- 企画・立案は、各都道府県が行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 栄養摂取状況調査は、秤量目安記録法によって行われるので誤となります。
3. 被調査者の食事作り担当者に、その日に世帯で食べた料理名、食品名、使用量、廃棄量を記入してもらい、それを各世帯員と残菜に案分比率を用いて振り分けるので正となります。
4. 1日の運動量は、栄養摂取状況調査日と同じ日に歩数計を用いて1日の歩数を測定するので誤となります。
5. 企画・立案は厚生労働省が行い、都道府県、保健所設置市、特別区に委託して行うので誤となります。実際の調査は調査地区を管轄する保健所が行い、調査票の整理、審査、集計等は(独)国立健康・栄養研究所が行い、解析や報告は厚生労働省が行う。
よって正解は、3. となります。
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02
2.× 栄養摂取状況調査は世帯毎に被調査者が摂取した食品を秤量記録します。
3.○ 比例案分法とも言います。世帯で使用した食品量をどう分けたのか記録し、個人の摂取量を求めます。
4.× 1日の運動量は身体状況調査により求めます。
5.× 企画、立案は厚生労働省です。
よって正解は3です。
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03
2.栄養摂取状況調査には、秤量法を用います。
3.案分比率とは、世帯の食品使用量を食した人の比率で分ける方法のことで、国民健康・栄養調査では、この案分比率により個人の摂取量を求めています。
よって、正しい答えとなります。
4.一日の運動量は、身体状況調査(歩数)により求めます。
5.国民健康・栄養調査の企画と立案は、国が行います。
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