管理栄養士の過去問
第26回
公衆栄養学 問168
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問168 (訂正依頼・報告はこちら)
公衆栄養プログラムの目標設定に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 理想値をそのまま目標値にすることができる。
- 改善可能性を考慮して目標値を設定する。
- プログラム実施担当者には、目標の設定は不要である。
- 対象地域での実態調査を行えなくても目標値の設定は可能である。
- 目標は、プログラム計画の目的を数値化した指標が望ましい。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.目標値は到達の可能性を考慮して設定します。そうすることにより、プログラムを円滑に実施することができるので、正しい答えとなります。
3.プログラムを実施する担当者も、どのくらいまで達成すべきかなど目標を設定する必要があるので、不要ということはありません。
よって、誤った答えは3番です。
4.目標値は、対象地域と似ている、その他の地域の調査結果を参考にして、設定することができるので、正しい答えです。
5.目標設定は、具体的な数値を用いると参加者も理解しやすくなるので、正しい答えとなります。
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02
1. 目標値の設定には、既存の統計資料から必要な基準値(現状値)にする場合と、プログラム計画に応じた新たな調査研究を実施して予測値(理想値)にする場合があるので正となります。
2. 集団の特性を把握しながら、実施の可能性、目標達成の可能性などを総合的に評価して設定するので正となります。
3. プログラム実施担当者も目的実現のための目標をもつ姿勢が大切であるため誤となります。
4. 既存の資料等から目標を決定することもあるので正となります。
5. 目標は数値化した指標の方が明確であるため正となります。
よって正解は、3. となります。
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03
計画策定のポイントは目標の明確性、必要性、優先性、緊急性、継続性、実施可能性が挙げられます。
1.○ 実現性を考慮し、理想値を目標値にすることは可能です。
2.○ 正しい。
3.× プログラムの実施担当者にも目標の設定は必要です。
4.○ 既存の資料等で目標の設定は可能です。
5.○ 明確な目標値が必要であるため、数値化が望ましいです。
よって正解は3です。
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