管理栄養士の過去問
第26回
給食経営管理論 問174

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問題

第26回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問174 (訂正依頼・報告はこちら)

給食の種類とその制度上の位置づけの組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 学校給食 ----------- 福祉
  • 事業所給食 --------- 教育
  • 障害者施設給食 ----- 自立支援
  • 病院給食 ----------- 福利厚生
  • 保育所給食 --------- 医療

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この過去問の解説 (3件)

01

1.× 学校給食は学校給食法(文部科学省)で定められており、教育の分野です。

2.× 事業所給食は福利厚生の分野です。

3.○ 障害者施設給食は自立支援の分野です。

4.× 病院給食は医療の分野です。
   入院時食事療養については厚生労働省より「入院時食事療養に係る食事療養の費用の額の算定に関する基準」及び「入院時食事療養の実施上の留意事項について」が示されています。

5.× 保育所給食は福祉の分野です。

よって正解は3です。

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02

1. 学校給食は学校給食法で定められており、教育の分野になるため誤となります。その他の関連法規として学校給食基準や学校教育法があります。

2. 事業所給食は企業や団体などが従業員の福利厚生の一環として行われているため誤となります。

3. 障害者施設給食は、自立支援の分野であるので正となります。個々によって状態はさまざまであるので個々に応じた対応が必要になります。

4. 病院給食は疾病の回復や治療、医療の一環として行われるため誤となります。

5. 保育所給食は、児童福祉法に基づいた児童福祉施設で行う給食で福祉の分野になるため誤となります。

よって正解は、3. となります。

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03

1.学校給食は、児童や生徒の心身の健全な発育や地域社会の食育の改善を目的として、学校給食法をもとにして実施されているので、福祉の分野には当てはまりません。

2.事業所給食が実施されている目的の1つに、勤労者の福利厚生が挙げられていることから、教育の分野には当てはまりません。

3.障害者施設給食については、障害者総合支援法に基づいたサービスのなかで実施されていて、利用者の嗜好や心身の状況を考慮し、かつ利用者の年齢や障害の状態に応じた食事の提供を行うために、栄養管理も徹底しなければなりません。そのなかで、利用者のQOLや自立できるよう支援するという目的が当てはまるので、正しい答えとなります。

4.病院給食は、医療法や健康保険法に基づき実施されているもので、医療の一環として行われているため、福利厚生とは関係がありません。

5.保育所給食は、児童福祉法に基づき実施されているものであって、福祉の一環として行われているため、医療とは関係がありません。

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