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管理栄養士の過去問 第25回 社会・環境と健康 問7

問題

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ある疾病の有病率が10%である1,000人の集団に対して、敏感度(sensitivity)70%、特異度(specificity)80%のスクリーニング検査を行ったときに、検査陽性となる者の期待人数である。正しいのはどれか。
   1 .
70人
   2 .
180人
   3 .
80人
   4 .
250人
   5 .
150人
( 第25回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問7 )
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この過去問の解説 (3件)

29
有病率は10%なので1000×0.1=100人が有病者です。900人は健康者(病気を持っていない者)です。

敏感度70%とは有病者が検査で陽性と判断される割合なので100×0.7=70人が陽性です。

特異度80%とは健康者(病気を持っていない者)が検査で陰性と判定される割合なので900×0.8=720人は陰性です。
陰性と判断されなかった900-720=180人は偽陽性です。

期待人数を問われているため、陽性に偽陽性の人数を足します。70+180=250人です。

よって正解は4です。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
正解は 4 です。

社会・環境と健康/健康状態・疾病の測定と評価からの出題です。

1000人の集団で有病率が10%ということは、有病者が100人であることがわかります。
次に敏感度とは、患者者に占める検査陽性者の割合なので、これが70%であることから、70人が陽性であったとわかります。
特異度とは、罹患していない人のうち検査陰性となる人の割合です。1000人中100人が有病者ですので、罹患していない人は900人、その80%が陰性ということは720人。つまり陽性の人は180人ということになります。
解は有病者の陽性者70人と、罹患していない人の陽性者180人を足して250人となります。

2
正解は4.【250人】です。

本問は検査陽性者の「期待人数」を問いています。
よって、実際の検査陽性者数+偽陽性(本来は陰性であるのに、誤って陽性と判定されること)者数が当てはまります。
これは、以下の①~④のプロセスを経て求めることができます。

①有病者数
まず、有病者数を求めます。
集団人数が1,000人、有病率が10%であることから、
次の式で求められます。
1,000人×10%=100人

②検査陽性者数
敏感度とは、実際に疾病にかかっている患者が検査で陽性となる割合を指し、
検査による疾病発見能力を表します。
敏感度が70%、有病者数が100人であることから、
検査陽性者数は次の式で求められます。
100人×70%=70人

③偽陽性者数
特異度とは、実際に罹患していない人のうち正しく検査陰性となる人の割合で、
非罹患者を陽性としない能力を表します。
特異度が80%、健康者の人数が900人(集団人数1,000人-有病者数100人)であることから、
検査陰性者数は次の式で求められます。
900人×80%=720人
よって、偽陽性者数は以下の通りとなります。
900-720人(検査陽性者数)=180人

④検査陽性者の期待人数
検査陽性者と偽陽性者数を足した数となるため、以下の通りとなります。
70人(検査陽性者数)+180人(偽陽性者数)=250人

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