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管理栄養士の過去問 第25回 応用栄養学 問91

問題

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動的栄養アセスメントの指標である。正しいのはどれか。
   1 .
血清アルブミン
   2 .
末梢血総リンパ球数
   3 .
血清セルロプラスミン
   4 .
血清トランスサイレチン
   5 .
上腕三頭筋面積
( 第25回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問91 )
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この過去問の解説 (3件)

7
正解は4.【血清トランスサイレチン】です。

動的アセスメントとは、生物学的半減期が短く、
代謝の変動に鋭敏で短時間で変化する指標を用い、
栄養療法の効果判定をすることです。
トランスフェリンや窒素バランス、エネルギー代謝動態など利用されます。

これに対し、静的アセスメントは、
比較的動きのゆっくりとした指標を用いて栄低栄養状態の重症度と
栄養障害のタイプを判定することです。
BMIや標準体重比、上腕三頭筋皮下脂肪厚などが利用されます。

以下、詳細の説明です。

1.×
静的アセスメントに分類されます。
血清アルブミンは肝臓のみで合成されるたんぱく質で、半減期は約21日です。
内臓たんぱく質の指標とされ、3.5g/dL以下で低栄養状態と判定します。

2.×
静的アセスメントに分類されます。
末梢血総リンパ球数は免疫能を評価するのに用いられます。

3.×
静的アセスメントに分類されます。
セルロプラスミンは肝臓で産生されるたんぱく質で、
銅の運搬と代謝、および鉄の代謝にも関与しています。

4.〇
半減期が約2日と短く、動的栄養アセスメントとして用いられます。
栄養不良や肝障害等の指標とされます。

5.×
身体計測値は比較的動きの緩やかな指標のため、
基本的に静的アセスメントに分類されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解は 4 です。

応用栄養学/栄養ケア・マネジメントからの出題です。

栄養アセスメントには一時点における評価である「静的アセスメント」と、経時的に観察して変化をみる「動的アセスメント」があります。
選択肢のうち血清トランスサイレチンは、肝臓で合成されるたんぱく質で、急速代謝回転たんぱく質の1つとされています。短期間の栄養状態の指標として用いられるため、動的栄養アセスメントであると言えます。

その他の選択肢はすべて静的栄養アセスメントの指標です。

3
正解は、4です。

動的アセスメントとは、半減期が短い指標を用いて経時的な変動を評価することです。

4以外のものは、静的アセスメントに分類されます。

1:血清アルブミン→半減期が2~3週間

2:末梢血総リンパ球数→免疫能のため静的アセスメント

3:血清セルロプラスミン→静的アセスメント

4:〇

5:上腕三頭筋面積→約半減期は180日

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