管理栄養士の過去問
第25回
応用栄養学 問95
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第25回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問95 (訂正依頼・報告はこちら)
妊娠期に関する記述である。正しいのはどれか。
- 糖尿病と診断されている患者が、妊娠した場合を妊娠糖尿病という。
- 妊娠末期は妊娠初期より、鉄の需要が増加する。
- 栄養機能食品による葉酸摂取は控える。
- 妊娠期間中を通じて、循環血液量は変化しない。
- 妊娠高血圧症候群の予防には、カリウムを1日1,000 mg以下に制限する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
以下、詳細の説明です。
1.×
妊娠糖尿病とは、妊娠中に発症したか、
妊娠中に初めて発見された耐糖能異常をいいます。
2.〇
妊娠中期から後期にかけて循環血液量が著しく増加するため、
初期よりも末期の方が鉄の需要が増加します。
3.×
食品からの葉酸摂取に加え、
栄養補助食品から1日0.4㎎の葉酸を摂取することが望ましいです。
ただし、1日1.0㎎を超えてはなりません。
4.×
前述のとおり、妊娠中期から後期にかけて循環血液量が著しく増加します。
5.×
カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを多く摂取することで、
妊娠高血圧症候群の予防に繋がります。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
02
応用栄養学/妊娠期、授乳期からの出題です。
1.妊娠糖尿病は、妊娠中にはじめて発見されたり発症したりした耐糖能異常をいいます。
2.正しい記載です。胎児の成長や循環血液量の増加に伴って、鉄の需要が高まります。
3.葉酸は積極的に摂取したい栄養素です。特に妊娠初期の葉酸不足は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高まります。
4.妊娠期間中は循環血液量が増加します。
5.カリウムに関する制限は特にありません。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
1:妊娠糖尿病とは、妊娠中に発生または初めて糖尿病が認識された場合を指します。
2:〇
3:栄養機能食品による葉酸摂取を積極的に行います。
4:妊娠期間中、循環血液量は増加します。
5:妊娠高血圧症候群の予防のため、高カリウム食とします。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問94)へ
第25回問題一覧
次の問題(問96)へ