管理栄養士の過去問
第25回
栄養教育論 問111
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問111 (訂正依頼・報告はこちら)
食事療法を拒否している患者に対する、栄養カウンセリングに関する記述である。受容的な態度を示す発言として、正しいのはどれか。
- 「どんなことでも良いので、できることはありませんか。」
- 「食事療法をして、薬がいらなくなった方もいますよ。」
- 「今、食事療法を始めないと、合併症が心配ですね。」
- 「食事療法は、やりたくないと思っていらっしゃるのですね。」
- 「私もお手伝いをしますので、一緒に頑張りましょう。」
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この過去問の解説 (4件)
01
1. 食事療法を拒否している患者の思いを受け止めず、できることはないかと発言しているので誤となります。
2. 食事療法をして薬がいらなくなった方もいますよという発言は、食事療法を拒否している人へ押し付けていますので誤となります。
3. 合併症が心配ですねという発言は、患者の話や気持ちを受け止めていないので誤となります。
4. 食事療法はやりたくないと思っていらっしゃるのですねという発言は、相手の思いを受け止めている発言なので正となります。
5. 私もお手伝いしますので一緒に頑張りましょうという発言は、患者の思いを受け止めず、一方的にすすめようとしているので誤となります。
よって正解は、4. となります。
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02
2.患者が食事療法を拒否しているにもかかわらず、この選択肢の言い方では食事療法を押しつけています。よって、受容的な態度とはいえません。
3.患者が食事療法を拒否している状態でこの選択肢のような言い方をしても効果はありません。栄養学上の知識の習得を性急に求めないで患者の気持ちを聴いていくことが必要となります。
4.食事療法を拒否している患者の気持ちになって考えようとしていることが分かり、その気持ちを受け入れようとしています。
よって、4番が正しい答えです。
5.この選択肢の言い方は患者の気持ちを受け止めず、一方的に押しつけています。よって、受容的な態度ではありません。
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03
4はクライアントの気持ちを繰り返すことで確認しており正解です。相手の気持ちに寄り添います。その他の回答は受容的な態度には当てはまりません。
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04
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