過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

管理栄養士の過去問 第24回 社会・環境と健康 問1

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
公衆衛生の歴史に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。

  a 高木兼寛は、我が国で初めて大規模な食事介入研究を実施した。
  b ジョン・スノウは、結核菌発見前に結核予防対策を実施した。
  c 厚生省(現厚生労働省)は、第二次世界大戦後に発足した。
  d 検疫は、中世ヨーロッパのペスト流行がきっかけで実施されるようになった。
   1 .
bとc
   2 .
aとd
   3 .
aとc
   4 .
aとb
   5 .
cとd
( 第24回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問1 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

21
a. 海軍の軍医であった高木兼寛は、1882年軍艦乗組員が272日の航海で169人が脚気となってしまったことにより、翌年同じ航路を航海する際に給食に要職を取り入れたところ脚気になったのは14人に減少しました。脚気の予防が日本における栄養改善活動のきっかけとなりました。よって正となります。総合的な研究が続けられ1910年に鈴木梅太郎によって脚気予防にビタミンB1が有効であることが発見されました。

b. ジョンスノウはロンドンで遭遇した大疫病にヘンリー・ホワイトヘッドと一緒に徹底した調査を行い井戸の水が関係していることを発見し、井戸を使用できないようにし、終息させました。よって誤となります。

c. 厚生省(現厚生労働省)は1938年(昭和13年)に発足しているので第二次世界大戦前であり、誤となります。その後2001年(平成13年)に厚生労働省が誕生しました。

d. 検疫は、中世のヨーロッパで流行したペストがきっかけで始まったので正となります。

よって正解は、2. aとd となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
a.高木兼寛は、海軍の軍医で、陸軍・海軍のなかから脚気の患者が多く出たときに、食事内容に原因があるのではないかと考え、その欠乏している栄養素がビタミンB1にあるとし、食事内容に加えたところ、脚気の患者が激減したといわれています。
よって、正しい答えとなります。

b.ジョン・スノウは、当時コレラは空気感染すると伝わっていたところ、そうではなく、井戸の水に原因があることを突き止め、あらゆる調査を行い、井戸を閉鎖し、コレラが大流行することを防ぎました。

c.厚生省が発足したのは昭和13年なので、第二次世界大戦が起こる前です。
また、現在の厚生労働省になったのは、平成13年のことです。

d.17世紀頃にペストが大流行した際に、検疫の重要性が明らかになったとされています。
よって、正しい答えとなります。

上記より、正しい答えの組合せは、2番のaとdです。

1
b.ジョン・スノウは、コレラの流行に井戸が関係していることを発見し、予防対策を考えました。

c.厚生省は第二次世界大戦前に発足しました。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この管理栄養士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。