管理栄養士の過去問
第24回
社会・環境と健康 問4
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第24回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
温熱環境の指標である湿球黒球温度(WBGT)指数についての記述である。( )に入る正しいものの組合せはどれか。ただしaとbは順不同である。
室内または日光照射のない室外では、( a )と( b )を測定して計算され、日光照射のある室外では、( a )と( b )と( c )を測定して計算される。
室内または日光照射のない室外では、( a )と( b )を測定して計算され、日光照射のある室外では、( a )と( b )と( c )を測定して計算される。
- a:湿球温 --- b:気流速度 --- c:乾球温
- a:湿球温 --- b:乾球温 ---- c:黒球温
- a:湿球温 --- b:黒球温 ---- c:気流速度
- a:黒球温 --- b:乾球温 ---- c:湿球温
- a:湿球温 --- b:黒球温 ---- c:乾球温
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
◎湿球温度…水で湿らせたガーゼを温度計の球部に巻いて観測した温度で、皮膚の汗が蒸発する時に感じる涼しさの度合いを表します。
◎黒球温度…直射日光にさらされた状態での黒球の中の平衡温度を観測した温度で、弱風時に日なたにおける体感温度と相関があります。
◎乾球温度…通常の温度計を用いて観測した温度です。
◎暑さ指数の算出
屋外…暑さ指数(℃)=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
屋内…暑さ指数(℃)=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度
よって、「室内または日光照射のない室外では、(a.湿球計)と(b.黒球計)を測定して計算され、日光照射のある室外では、(a.湿球計)と(b.黒球計)と(c.乾球計)を測定して計算する。」となります。
正解は、5. となります。
参考になった数18
この解説の修正を提案する
02
・日光照射のある室外:湿球温と黒球温と乾球温を測定し計算します。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
・黒球温とは、黒球温度計を用いた温度示度で、輻射熱(赤外線)の影響を受けます。
・乾球温、湿球温とは、乾湿計で温度と湿度を同時に測定する際に、用いられます。
*問題文の計算方法です。
・湿球黒球温度指数とは、酷暑条件下での熱中症のリスクを判断する指標として使用されています。
☆室内や日光照射のない室外=0.7×湿球温+0.3×黒球温
☆日光照射のある室外=0.7×湿球温+0.2×黒球温+0.1×乾球温
上記より、
室内または日光照射のない室外では、( a:湿球温 )と( b:黒球温 )を測定して計算され、日光照射のある室外では、( a:湿球温 )と( b:黒球温 )と( c:乾球温 )を測定して計算される。
となるので、5番が正しい答えとなります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問3)へ
第24回問題一覧
次の問題(問5)へ