管理栄養士の過去問
第24回
栄養教育論 問112

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問題

第24回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問112 (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、栄養教育における人の位置関係を表したものである。学習形態として、正しいのはどれか。
問題文の画像
  • フォーラム
  • パネルディスカッション
  • バズセッション
  • ラウンドテーブルディスカッション
  • シンポジウム

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この過去問の解説 (4件)

01

1.フォーラム(講師1名、小~大集団向き)
聴衆も参加する公開討論のこと。ある課題に対して多数の学習者に同時に十分理解させたい場合に行う。

2.パネルディスカッション(講師5~8名、中集団向き)
司会者の進行により、あるテーマについて学習者の中から立場、知識、経験、意見の異なるパネリスト(講師団)を選び、パネリストと学習者で行う討議方法。

3.バズセッション
6~10人を1グループとし、グループ内で近くの人と自由に討議を行う方法。学習者はお互いに疑問点や理解の確認をすることができ、次の学習への準備状態を良好にできる。意見を述べ合い、グループごとの結論を持ち寄り全体討議にかける。

4.ラウンドテーブルディスカッション(小集団向き)
参加者全員の顔が見えるように円形に座り、司会者は進行・まとめ役となり、全員が均等に発言できるように配慮する。

5.シンポジウム(講師3~5名、中~大集団向き)
ある課題について領域の異なる専門家が講師となり、それぞれの立場から専門的意見を発表する。その後学習者が質問や意見をだし、専門家間や学習者との間で討論する。

よって、3.が正となる。

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02

1.フォーラムとは集団的公開討論であり、参加者全員が参加する討論のことです。

2.パネルディスカッションとは数人のパネラー(専門家)が発表を行い、その後に聴衆も交えて質疑応答などを行う方法です。

3.バズセッションとは少人数のグループをいくつか作り、その中に司会者と記録者を設け、意見を述べ合い、最終的に各グループの意見を発表する方法です。
よって、この図に当てはまると言えます。

4.ラウンドテーブルディスカッションとは円卓を囲み、話題提供者のテーマに基づき、参加者が自由に発言し、意見を交換する方法です。

5.シンポジウムとは1つのテーマについて、異なる意見を持つ専門家がそれぞれの意見を述べ、その後に聴衆と質疑応答などを行う方法です。
パネルディスカッションとの違いは、シンポジウムでは専門家同士の討論がないという点です。

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03

答えは 3 です。

1…フォーラムは聴衆も全員が参加するもののことを指します。

2…パネルディスカッションは、パネラー(ある議題について意見の異なる人たち)と参加者で討議し、司会者が最後にまとめるものを指します。

3…バズセッションは、少人数の班ごとに討議し、各班の代表(司会者)がその結果を発表し、最後に総合司会がまとめるものを指します。問題の図はこのバズセッションに当てはまります。

4…ラウンドテーブルディスカッションは、丸テーブルで少人数による座談会のような形式の討議を指し、皆が自由に発言することができます。

5…シンポジウムは、1つのテーマについて領域の異なる数人の専門家が意見を発表し、司会者が講師と参加者との間で質疑応答してまとめるものを指します。

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04

正解は 3 です。

栄養教育論/栄養教育マネジメントからの出題です。

図を見ると、少人数の班に分かれており、それぞれに司会を置いていることから班で討議し、その結果を発表しあって、全体司会者がまとめていくことがわかります。このような方式をバズセッションといいます。
よって正解は 3 とわかります。

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