管理栄養士の過去問
第29回
社会・環境と健康 問19
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
介護保険制度に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 保険者は、都道府県である。
- 被保険者は、65歳以上の者である。
- 要介護認定は、主治医により行われる。
- 要介護認定を受けた者は、介護サービスを自分で選択することができる。
- 要介護認定において「非該当」の者は、介護予防事業の対象外となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:保険者は、市町村です。
2:被保険者には、第一保険者(65歳以上の者)と第二保険者(40~64歳の医療保険加入者)があります。
3:要介護認定は、市町村によって行われます。
4:介護保険では、利用者の意思に基づく選択が行われます。
5:「非該当」であっても、受けられるサービスはあります。
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02
1. 市町村が保険者として運営しているため誤となります。
2. 被保険者は、40歳以上の者であり誤となります。65歳以上の者が市町村が実施する要介護認定において介護が必要と認定された場合、いつでも介護サービスを受けることができます。40〜64歳までの者で特定疾患により介護が必要と認定された場合も介護サービスを受けることができます。
3. 要介護認定は、保健・医療・福祉の学識経験者により構成される介護認定審査会で、高齢者の心身の状況調査及び主治医意見書に基づくコンピュータ判定の結果と主治医の意見書等に基づき行われるので誤となります。
4. 要介護認定を受けた者は、要介護度に応じて、本人や家族の希望、心身の状態を十分考慮して介護サービス計画書を作成します。介護サービスを自分で選択することができるので正となります。
5. 要介護認定において「非該当」の者で、市町村が実施する地域支援事業などにより、生活機能を維持するためのサービスや生活支援サービスを利用できる場合もあるので、誤となります。
よって正解は、4.となります。
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03
社会・環境と健康/保健・医療・福祉の制度からの出題です。
1.保険者は市町村です。
2.被保険者は40歳以上の者です。
3.要介護認定は、市町村の介護認定審査会が行います。
4.正しい記載です。利用者の意思でサービス選択をするのが基本的な考え方です。
5.「非該当」となっても、予防給付や地域支援を受けられる可能性があります。
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