管理栄養士の過去問
第29回
社会・環境と健康 問20

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第29回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

世界保健機関 ( WHO ) に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 国際的なNGOの一つである。
  • 日本は、設立当初からの加盟国である。
  • 日本は、西太平洋地域事務局に属している。
  • 活動によって世界からポリオが根絶された。
  • 主としてワクチンを販売して得た資金で運営されている。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

◎世界保健機関
人間の健康を基本的人権のひとつとして捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関です。

1. NGOとは、非政府組織のことで、利益を目的とせず問題に取り組む組織のことをいいます。国際的なNGOのひとつではないので誤となります。

2. 1948年に設立し、日本は1951年に加盟が認められたので誤となります。

3. 日本は、西太平洋地域事務局(WPRO)に属しておりマニラに所在します。よって正となります。

4. 日本の活動によってポリオ根絶に大きく貢献していますが、まだ根絶はしていないので誤となります。

5. 活動の財源は、加盟国の義務的分担金より賄われる通常予算と加盟国及びUNDP、世界銀行等の他の国際機関からの任意拠出に基づく予算外拠出からなっており、誤となります。

よって正解は、3. となります。

参考になった数9

02

正解は 3 です。

1:国際協力は、大きく分けて、2国間協力(JICAなど政府間の協力)、多国間協力(WHO、UNICEF、FAO、ILOなど国際機関)、NGO(民間海外協力団体)の3つがあります。2国間協力および多国間協力は、ODA(政府開発援助)となります。

2:WHOは1948年に発足しましたが、日本は1951年に加盟が認められました。

3:正答。

4:日本国内ではポリオ根絶は達成されましたが、世界的には根絶していません。

5:加盟国からの分担金により運営されています。

参考になった数1

03

正解は 3 です。

社会・環境と健康/保健・医療・福祉の制度からの出題です。

1.NGOとは非政府組織のことですが、WHOは多国間協力を行う国際連合の専門機関です。

2.WHOの発足は1948年ですが、日本の加盟は1951年です。

3.正しい記載です。

4.ポリオは日本では根絶しましたが、世界ではまだ根絶していません。

5.WHOの運営は加盟国からの分担金によって行われています。

参考になった数1