管理栄養士の過去問
第29回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問34

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問題

第29回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

ビタミンとその欠乏による疾患の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • ビタミンA ----- 壊血病
  • ビタミンD ----- 骨軟化症
  • ビタミンB1 ---- くる病
  • 葉酸 ---------- 再生不良性貧血
  • ビタミンC ----- 夜盲症

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

1:ビタミンAの欠乏症は、夜盲症や眼球粘膜乾燥症などです。壊血病はビタミンCの欠乏症です。

2:正答。骨軟化症に加え、乳幼児のくる病、骨粗鬆症、低カルシウム血症などがあります。

3:ビタミンB1の欠乏症は、脚気、ウェルニッケ脳症、ウェルニッケ・コルサコフ症候群など。

4:葉酸の欠乏症には、巨赤芽球性貧血、胎児の神経管閉鎖障害などがあります。再生不良性貧血は、造血機能の障害によって起こります。

5:ビタミンCの欠乏症は、壊血病です。

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02

正解は 2 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/栄養障害と代謝疾患からの出題です。

1.ビタミンAの欠乏では夜盲症が起こります。壊血病はビタミンCの欠乏症です。

2.正しい組み合わせです。ビタミンDは骨形成に関係が深いので、欠乏症で骨形成不全の症状が出ます。

3.ビタミンB1の欠乏症は脚気です。くる病はビタミンDの欠乏症です。

4.葉酸の欠乏で見られるのは巨赤芽球性貧血です。

5.ビタミンCの欠乏症は壊血病で、夜盲症はビタミンAの欠乏症です。

参考になった数7

03

1. ビタミンAの欠乏は、夜盲症、眼球乾燥症、皮膚乾燥症、毛孔性角化症などをきたしますので誤となります。

2. ビタミンDの欠乏は、乳幼児ではくる病、成人では骨軟化症をきたすので正となります。

3. ビタミンB1の欠乏は、脚気、循環器症状、神経筋症状、浮腫をきたすので誤となります。

4. 葉酸の欠乏は、巨赤芽球性貧血、神経管奇形をきたすので誤となります。

5. ビタミンCの欠乏は、壊血病、色素沈着をきたすので誤となります。

よって正解は、2. となります。

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