管理栄養士の過去問
第29回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問38
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
循環器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- リンパ液は、鎖骨下動脈に流入する。
- 洞房結節は、左心房に存在する。
- 門脈を流れる血液は、静脈血である。
- 心拍出量は、右心室よりも左心室の方が多い。
- 末梢の血管が収縮すると、血圧は低下する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:リンパ液は、鎖骨下静脈と内頚静脈の合流部に流入します。
2:洞房結節は、右心房に存在します。
3:正答。肝臓には、門脈と固有肝動脈が流入し、冠静脈が流出していきます。
4:心拍出量は、右心室と左心室どちらも同じです。
5:末梢の血管が収縮すると、血圧は上昇します。
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02
2. 洞房結節は、右心房に存在するので誤となります。洞房結節は心拍動のペースメーカーとなっています。
3. 門脈を流れる血液は、静脈血であるので正となります。腹腔内の消化管からの血液を肝臓に送る静脈です。
4. 心拍出量は、心臓から運び出される血液量のことをいいます。右心室も左心室も同じであるので誤となります。
5. 末梢の血管が収縮すると、血圧は上昇するので誤となります。
よって正解は、3. となります。
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03
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/循環器系からの出題です。
1.リンパ液は静脈に流入します。
2.洞房結節は右心房にあって、心拍数を決定するペースメーカーの役割を果たしています。
3.正しい記載です。門脈には左胃静脈・脾静脈・上腸間膜静脈・下腸間膜静脈が合流しています。
4.右心室も左心室も心拍出量は同じです。1分間に心臓から拍出される血液量のことを心拍出量と言います。
5.末梢の血管が収縮すると、血圧は上昇します。
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