管理栄養士の過去問
第29回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問41
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
バセドウ病の症候と検査所見である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 発汗減少
- 基礎代謝量低下
- 脈拍数減少
- 血清コレステロール値上昇
- 血清甲状腺刺激ホルモン ( TSH ) 値低下
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この過去問の解説 (3件)
01
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/内分泌系からの出題です。
1.基礎代謝亢進のため、発汗は増加します。
2.基礎代謝量が増加します。
3.脈拍数が増加します。動悸や頻脈が見られます。
4.血清コレステロール値は低下します。LDL受容体の産生が高まり、LDLコレステロールが細胞に取り込まれるためです。
5.正しい記載です。ネガティブフィードバック機能によって血清甲状腺刺激ホルモン値は低下します。
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02
下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン受容体を自己抗原とする抗体が甲状腺を刺激して発症する自己免疫疾患です。甲状腺ホルモンは上昇します。動悸、頻脈、心房細動、発汗過多、体重減少、下痢、2次性糖尿病、びまん性甲状腺腫、眼球突出などがみられます。
1. 発汗過多がみられるので誤となります。
2. 基礎代謝量は上昇し、体重減少もみられるので誤となります。
3. 頻脈がみられるので誤となります。
4. 血清コレステロール値は低下がみられるので誤となります。
5. 血中甲状腺ホルモン上昇とフィードバック機構による血清甲状腺刺激ホルモン(TSH)値の低下がみられるので正となります。
よって正解は、5. となります。
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03
【バセドウ病】
甲状腺機能亢進症の一つ。眼球突出、手指振戦、動悸・頻脈、体重減少・るいそう、エネルギー消費増大、多汗などの症状がみられます。
ネガティブ・フィードバックにより、血清甲状腺刺激ホルモン(TSH)値は低値を示します。
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