管理栄養士の過去問
第29回
食べ物と健康 問68
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
食品の加工とそれに関与する酵素の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 紅茶の製造 ---------- α-アミラーゼ
- 異性化糖の製造 ------- インベルターゼ
- 低乳糖牛乳の製造 ----- マルターゼ
- チーズの製造 --------- キモシン
- 柑橘果汁の苦味除去 --- ペクチナーゼ
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この過去問の解説 (3件)
01
チーズの製造にはキモシン(レンニン)が使用されます。
1.紅茶の製造にはポリフェノールオキシダーゼが使用されます。α-アミラーゼはビールや味噌の製造や水飴の製造に使用されます。
2.異性化糖の製造にはグルコースイソメラーゼが使用されます。インベルターゼは転化糖の製造に使用されます。
3.低乳糖牛乳の製造にはラクターゼが使用されます。マルターゼは、麦芽糖を分解するときに使用されます。
5.柑橘果汁の苦味除去にはナリンギナーゼが使用されます。ペクチナーゼは混濁果汁の清澄化に使用されます。
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02
食べ物と健康/食品の生産・加工・保存・流通と栄養からの出題です。
1.紅茶の製造には紅茶の茶葉内の酸化酵素が関与しています。
2.異性化糖の生成にはグルコースイソメラーゼが使われます。
3.低乳糖牛乳はラクターゼを使用します。
4.正しい組み合わせです。キモシンを加えることで牛乳が凝固・沈殿し、チーズを作ることができます。
5.苦味成分ナリンギンとナリンギナーゼで分解して苦味を除去します。
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03
1:紅茶の製造には、茶葉中の酸化酵素を利用します。
2:異性化糖の製造工程では、Dグルコースをグルコースイソメラーゼで処理します。
3:低乳糖牛乳の製造には、ラクターゼを利用します。
4:正答。キモシンは、レンニン、レンネットとも呼ばれます。
5:柑橘果汁の苦味除去には、ナリンギナーゼを利用します。
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