管理栄養士の過去問
第29回
基礎栄養学 問76
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問76 (訂正依頼・報告はこちら)
食物摂取と生体リズムに関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 摂食行動は、ストレスの影響を受けない。
- 食欲は、迷走神経の影響を受ける。
- 摂食中枢は、動脈中と静脈中のグルコース濃度の差が大きいと、興奮する。
- レプチンの分泌は、体脂肪率が上昇すると減少する。
- 消化酵素の日内リズムは、食事の影響を受ける。
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この過去問の解説 (3件)
01
食欲は迷走神経の影響を受けます。消化管にある交感神経は迷走神経です。
消化酵素の日内リズムは食事の影響を受けます。
1.摂食行動はストレスの影響を受けます。ストレスで食欲がなくなったり過剰に食べるといった過食症なども考えられます。
3.動脈中と静脈中のグルコース濃度の差が大きくなると興奮するのは満腹中枢です。摂食中枢はグルコース濃度の差が小さくなるときに興奮する中枢です。
4.レプチンとは脂肪組織で作られるので、体脂肪率が上昇するとレプチン分泌は上昇します。
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02
基礎栄養学/食物の摂取からの出題です。
1.ストレスは摂食行動に影響を与えます。
2.正しい記載です。迷走神経が刺激されると食欲が低下します。
3.動脈中と静脈中のグルコース濃度の差が大きいと満腹中枢が興奮します。
4.レプチンは体脂肪の増加で増加します。
5.正しい記載です。摂食のサイクルによって日内変動する酵素もあります。
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03
1:摂食行動は、ストレスの影響を受けます。
2:正答。胃に食べ物が入ると、迷走神経が刺激されて食欲が低下します。
3:満腹中枢は、動脈中と静脈中のグルコース濃度の差が大きいと、興奮します。
4:レプチンは、脂肪細胞から分泌されます。食欲の調節や脂肪分解の亢進に働きます。体脂肪率が上昇するとレプチン分泌も上昇します。
5:正答。
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