管理栄養士の過去問
第29回
応用栄養学 問92
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)
成長・発達・加齢に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 低出生体重児とは、出生体重が3,000g未満の児をいう。
- リンパ組織の機能的成長は、学童期で最低となる。
- 1年間の体内カルシウム蓄積量は、成人期に最大となる。
- 塩味閾値は、高齢者で上昇する。
- 唾液分泌量は、高齢者で増加する。
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この過去問の解説 (3件)
01
塩味閾値は、高齢者で上昇します。味の閾値は味の違いが判る最小値のことを言います。つまり、高齢になるにつれて味覚の感受性は低下するので閾値は上昇すると言えます。
1.低出生体重児とは出生体重が2500g未満の児のことです。さらに1500g未満を極低出生体重児、1000g未満を超低出生体重児といいます。
2.リンパ組織の機能的成長は学童期で最高となります。
3.1年間の体内カルシウム蓄積量は思春期前半に最大となります。
5.唾液分泌量は高齢者で低下します。
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02
応用栄養学/成長、発達、加齢からの出題です。
1.出生体重が2500g未満の場合、低出生体重児といいます。
2.リンパ組織の機能的成長は思春期で最大となり、その後低下します。
3.1年間の体内カルシウム蓄積量が最大となるのは、思春期です。
4.正しい記載です。閾値が上昇するため、塩分が過剰にならないようにより一層の注意が必要です。
5.高齢者では消化能力の低下が見られますが、唾液分泌量の減少もそのひとつです。
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03
1:低出生体重児とは、出生体重が2,500g未満の児をいいます。
2:リンパ組織の機能的成長は、思春期で最高となります。
3:1年間の体内カルシウム蓄積量は、思春期に最大となります。
4:正答。閾値が上昇するということは、塩味を感じることが鈍くなるということです。
5:唾液分泌量は、高齢者で低下するため、嚥下困難に陥りやすくなります。
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